般若プロレス時評

新日本プロレスとAEWの話題を中心にしたプロレスブログ

【英国の若き匠】頂点を極めしザック・セイバーJr.が見たい理由

【英国の若き匠】頂点を極めしザック・セイバーJr.が見たい理由

 

2月11日に開催された新日本プロレスのビックマッチ「THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA」。

セミファイナルに組まれたIWGPタッグ選手権試合において、王者タマ・トンガ&タンガ・ロア組vs挑戦者タイチ&ザック・セイバーJr.が激突しました。

戦前タマ選手はタイチ選手の「アイアンフィンガー」を奪い、積極的に精神的揺さぶりをかけていました。

それが功を奏したのか、タイチ選手は選手権試合でもベルトよりアイアンフィンガーを取り戻すことに集中してしまい、結果、挑戦者組のベルト奪取はなりませんでした。

タイチ、俺たちは何をかけて闘ってるんだ? これ、ベルトだろ? アイアンフィンガーじゃないだろ? タイチ、一体全体あれは何だ? お前は正真正銘のバカなのか? 自分のせいで負けたってわかってるのか? どうやらお前はタマの心理戦に見事に乗せられてしまったようだな

(タンガ・ロア 新日本プロレス公式)

このままタイチ選手が何もしないとは思えませんが、一旦デンジャラステッカーズはタッグ戦線から離れるようです。

やはりここで俄然期待されるのは、英国の若き匠ザック・セイバーJr.選手が頂点を極めし姿です。

 

IWGPと名のつくベルトへの誇り

www.prowres-jihyo.com

2020年に猛威を振るい始めたパンデミックの中、日本に残りチャンスを掴もうとしたザック選手。

だから最初っから言ってんだろ。ザックが日本に残った時点で、この結果はもう決まってたんだよ。何回も言わせんな。こいつがそれほどの本気を持って、俺と組んでやってんだよ。その気持ちにこたえなきゃいけないな。そのために、心配でしょうがなかった母国によ、帰らずに(日本に)残ってんだよ。

(タイチ 新日本プロレス公式)

この時、IWGPタッグのベルトを嬉しそうに抱えているザック選手が印象的でした。

普段クールでニヒルなザック選手が少年のような笑顔でベルトを大事に抱えている。

その様子をみるだけでもいかに「IWGP」という称号がザック選手にとって価値のあるものか伝わってきます。

新日本のリングに上がって3年目だが、IWGPの名のつくベルトを巻くのは初めてだ。タイチのおかげだ。日本を離れなくて正解だった

(ザック・セイバーJr. 新日本プロレス公式)

次はいよいよIWGPと名のつくシングルのベルトへ踏み出す時ではないでしょうか?

 

ザック・セイバーJr.を推せる理由

強い個性

かつてのブラーのデーモン・アルバーン並みにフレッドペリーを着こなし、アートを愛し、音楽にも造詣が深く、ヴィーガンで、政治的な発言も積極的にする。

派手な技の多い新日本プロレスの中にあってサブミッションを主体としたレスリングを貫いている。

まさに個性の塊であるザック選手。

プロレス界では

「言いたいことは口に出さないと誰にも何も伝わらない」

という言葉がある通り、自由方便な発言と確かなレスリングの技術でザック選手はプロレス界を生き抜いてきました。

そんな彼にシングルの「勲章」が加われば、より個性は光るのではないか?

「対海外」としても、ジェイ選手に匹敵するような「スキット」を備えているのはザック選手だと思うし、勲章をひっさげ海外他団体との絡みもみたい選手でもあります。

サブミッション

プロレスファンの方々の中には、それぞれにドリームマッチが存在していると思います。

僕の中でのその一つは、鈴木みのるvsザック・セイバーJr.のIWGPヘビー級選手権試合です。

双方ともサブミッションの使い手ながら、やや毛色の違う二人。

しかし試合が噛み合うことは間違いないでしょう。

派手な技の応酬ではなく、サブミッションで会場が揺れる光景が思い浮かびます。

同門対決という感情移入の要素もあり、それにIWGPと名のつく頂点のベルトがかかれば、あとは何もいうことはありません。

この対戦、いつか見れるのかな?

 

英国の若き匠を応援したい

ユナイテッドエンパイアの登場、NJPW STRONGの配信開始、AEWとの協業。

せわしない新日本プロレスの中でレスラーとして存在感を放ち続けるということは簡単なことではありません。

業界のトレンドセッターでもある新日本プロレスは、これからも様々な「あっと言わせる展開」でファンを楽しませてくれるはず。

その中にあって、サブミッションを主体としたザック選手のレスリングはますます異彩を放っていくことでしょう。

次はIWGPの名がつくベルトが欲しい。まずはUSヘビーのベルトを狙ってやろうか

(ザック・セイバーJr. 新日本プロレス公式)

かつてこのような発言をしていたザック選手。

僕としてはIWGPヘビー級王座に向かって欲しいなと思っています。

時流の派手な技の応酬も素晴らしいですが、ザック選手の芸術的なサブミッションもまたIWGPの価値を上げるのではないでようか?

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