般若プロレス時評

新日本プロレスとAEWの話題を中心にしたプロレスブログ

2020年度東京スポーツプロレス大賞MVPは内藤哲也【ベストバウトも受賞で2冠】

MVPとベストバウトの2冠を達成

2020年度東京スポーツプロレス大賞

 

1次投票で過半数を超える13票という圧巻の受賞

今年で47回目を迎えた東京スポーツ新聞社制定「2020年度プロレス大賞」の最優秀選手賞(MVP)は新日本プロレスの内藤哲也選手が3年ぶり3度目の受賞を果たしました。

以下が受賞者の一覧です。

最優秀選手賞:内藤哲也(新日本)
年間最高試合賞:1.5東京ドーム 内藤哲也VSオカダ・カズチカ(新日本)
最優秀タッグチーム賞:杉浦貴 桜庭和志(ノア)
殊勲賞:潮崎豪(ノア)
敢闘賞:高橋ヒロム(新日本)
技能賞:遠藤哲哉(DDT)
新人賞:コロナ禍により各団体の試合数にばらつきがあるため取り止め
女子プロレス大賞:ジュリア(スターダム)
功労賞、特別賞、レスリング特別表彰も諸事情を検討した上で、今年度は選考を見送り

当ブログは各団体をまんべんなく観戦しているわけではないので、一つ一つの賞と選手についてアレコレと言えるわけではありません。

この記事ではMVPとベストバウト二冠の内藤選手と、殊勲賞の潮崎選手について触れてみたい。

 

内藤哲也と潮崎豪

まず、ベストバウトがオカダ選手との1.5の戦いに選ばれた通り、その試合は内藤選手のレスラー人生総決算的な意味合いもあったと思う。

「棚橋弘至の次は俺」

という主役の座を奪っていった年下のオカダ選手の存在が無ければ、あの二冠戦への盛り上がりはなかったのかも知れません。

そして、潮崎選手。

僕の肌感覚では、「潮崎選手にMVPを取って欲しい」という祈りのような言葉がかなり多く目に入っていました。

奇しくもそれは2019年に新日本プロレスの史上初の二冠王を狙っていた内藤選手に対するファンへの想いと重なって見えていました。

当時「#naito2belts」というハッシュタグがあったように、とにかく内藤選手の二冠を祈るファンは多かった。

そういったファンからの強く熱い後押しの気持ちが今年の潮崎選手には感じられて「これは潮崎選手が受賞するのでは」とも思っていました。

加えて今年はスッキリした試合内容のタイトルマッチがあまり多くなかった新日本プロレスだっただけに、新日本プロレスからのMVPは厳しいのでは、とも思っていた次第です。

MVPは内藤選手でしたが、ファンの期待を一身に集めた潮崎選手も「MVP級の年」だったのではないでしょうか。

プロレス大賞各賞を受賞した選手は素晴らしい。

しかし、この未曽有の社会的状況の中で激闘を見せてくれた全てのレスラーが素晴らしく、プロレス大賞に選ばれたレスラーは「その代表」と言う見方も出来るでしょう。

最後に、当ブログ的な「ささやかなプロレス大賞」を選出してみます。

 

プロレス時評的新日本プロレス大賞

東スポのプロレス大賞に便乗し、当ブログでは「新日本プロレス大賞」を選出しました。

他団体はAEWとスダーダム以外殆ど見ていなかったので、僕に全ての団体を語る資格はありません。

よって新日本プロレス限定とさせて頂きます。

評価基準はタイトルの有無に偏らず、「印象に残った選手・試合」として選びました。

2020年に印象に残った選手&試合

★印象的だった選手
YOSHI-HASHI

★印象的な技術を見せた選手
DOUKI

★印象的な試合
2020年8月9日 後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIvsオカダ・カズチカ&矢野通&SHO NEVER無差別級6人タッグ選手権試合

2020年10月23日 後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHIvsDOUKI&ザック・セイバーjr.&タイチ NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 

★2021年に活躍して欲しい選手
EVIL、SANADA

総括すると「腐らない強さ・諦めない強さ」が選出理由の大きなポイントでした。

奇しくもNEVER無差別級6人タッグ絡みですが、新日本プロレスで初めてベルトを掴んだYOSHI-HASHI選手と、同じく新日本プロレスで初めてベルトを掴もうとしたDOUKI選手、この二人に感動をもらった一年でした。

前者は新日本プロレスの出世街道から大きく遅れをとり、後者はメキシコの小さな団体でひっそりと腕を磨きやっとの思いで新日本プロレスにたどり着いた。

諦めない、そして、腐らない。

ベルト戴冠後は別人に生まれ変わったようにケイオスを引っ張るYOSHI-HASHI選手と、スーパージュニアでも存分にそのスキルを見せつけシングルプレーヤーとしても飛躍的に発展したDOUKI選手、この二人がもっとも印象に残りました。

そういった二人の情熱を支えるケイオス、鈴木軍のメンバーも織り交ぜたタッグ戦も珠玉の試合内容だったので、印象的な試合に選出。

特にYOSHI-HASHI選手と向かい合ったオカダ選手も素晴らしかった。

IWGP絶対主義者ながら、NEVERのベルトにどん欲に向かっていったオカダ選手。

彼がいたからこそNEVER無差別級6人タッグ選手権によりいっそうの緊張感と格が吹き込まれたと言っても良いのではないでしょうか。

 

2020年に活躍して欲しい選手

2021年に活躍して欲しい選手としては、EVIL選手とSANADA選手を選出しました。

オカダ・内藤・飯伏・ジェイ・棚橋・オスプレイ

二人には是非このトップ選手たちを脅かす存在になって欲しい。

2021年・東京ドームでのスペシャルシングルマッチはこの二人の逆襲のファンファーレになることを期待しています。

≪追記 俺的ベストバウト≫

団体を問わずベストバウトを選ぶとするのならば、AEWの「ジョン・モクスリーvsダービー・アリン」がもっとも印象的でした。

www.prowres-jihyo.com

髭もじゃでバイオレンスな大男モクスリーと、スタイリッシュにスケボーを乗りこなすスレンダーなイケメン男子アリンの対決は、まさに現代的で多様性に溢れるAEWらしい試合であり、尚且つ遊びのない正真正銘の「戦い」がそこにあったと思います。

≪END≫

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