この記事はある物事について良い悪い、正誤を判断するものではありません。
それを念頭に置き、「考察をする」という観点で読んで頂きたい。
Twitterをぼんやりと眺めていると、「レスラーの呼び方」について悩めるツイートがありました。
簡単に言うと、レスラーへの敬称についてです。
レスラーを呼び捨てで呼んだら、それを良く思わないファンもいる。
もう一度言います、この問題に正誤はありません。
むしろ永遠のテーマ。
プロレスのみならず様々なシーンで起きうることです。
さっそく考察してみましょう。
「大谷翔平」か「大谷翔平さん」か
「え?大谷今日もホームラン打ったの?」
今年このフレーズを言った日本人は膨大な数に上るでしょう。
「大谷打った?」
これが朝の挨拶代わりになっていた場合もあるかも知れません。
この場合
「大谷打った?」
「大谷さん打った?」
の違いを問う人はいるでしょうか?多分いないですよね?
しかし、何かの奇跡が起きてバッタリ大谷選手と出会う機会があった場合
「大谷に会えて嬉しい」
よりは
「大谷さんに会えて嬉しい」
の方が無礼はないのかも知れません。
大谷選手ではなくとも、芸能人や著名人などにもそういう態度を取った方が無難です。
重要なことは、場面場面によって敬称の扱い方は変化する、ということです。
正解無きを受け止める
僕もレスラーに対して呼び捨てで呼ぶことがあります。
新日本プロレスワールドで配信を見ながら
「裕二郎かっこいいじゃん」
「棚太った?」
「SANADAはもうちょっとマイクアピールできれば」
等々。
でも、もし彼らに対面したら、或いは彼らと何らかにつながることがあったなら、その時はしっかり「裕二郎さん」「棚橋さん」「SANADAさん」と呼びます。
繰り返しますが、僕の在り方が正しいとは言いません。
いや、正しいかどうかなんて判断出来ないのです。
各々の立場によって変わる
例えば熱狂的な棚橋選手のファンの方にすれば、自分が応援している棚橋選手がたとえどんなシチュエーションでも誰かに呼び捨てされることが許せないかも知れません。
悪意なく「棚橋は」と呼び捨てしても、です。
これはどちらが正しいか誤っているかなどは決めれない。
各々の立場の違いが生み出すことなのです。
プロレスに限らず、ファンビジネスにはこういったことはつきもの。
プロレスでこれなら、ジャニーズとかLDHとかのファン周辺ってどんな感じなのでしょうね。
結論
敬称のことを突っ込まれ、嫌な想いをされた方の気持ちはわかります。
ビックリしちゃったと思うし、怖くなったかも知れません。
しかし、敬称の問題に限らず、例えばヒールの好き嫌いとか特定選手が強すぎるとかプロレスには様々な価値観が存在しますし、それに付随するファンの意見もそれぞれです。
ぶつかっているファン同士もよく見かけます。
「それぞれ価値観が違うから仕方ない」
という便利な言葉で片付けたくはありませんが、それで納得しないといけないこともある。
プロレスはエンターテイメント、でも…
自分が良いと思っても、他人からはよく思われないことって結構ありますよね。
その逆もあったりします。
もし本当に気になるのなら、「さん」、「選手」をつけた方がトラブルは回避できると思います。
でも、それを気にしながらプロレスというエンターテイメントを楽しむこともちょっとストレスかなと。
何かトラブルがあれば、当人同士の問題として対応していくしかないのかも。
何度も繰り返しますが、この問題に正誤はありません。
僕もレスラーを呼び捨てで呼ぶことはありますしね。
プロレスファンの皆様はどう思われますか?
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