プロレス時評

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【Streets of Rage】アーロン・ヘナーレの怒りと気になるリスト

【Streets of Rage】アーロン・ヘナーレの怒りと気になるリスト

新日本プロレスのスマホサイトにて更新されたアーロン・ヘナーレ選手のロングインタビュー。

本隊からヒールターンした彼の心境を知る術として、心待ちにしていたファンも多いことでしょう。

全文を読んで感じた率直な感想は

「イライラしちゃう気持ちはわかる」

というものでした。

プロレスラーという職業のリアルな一面が吐き出されている感じがしましたね。

有料コンテンツなので全てには触れませんが、ヘナーレ選手の怒りのあれこれについて考えてみたい。

 

アーロン・ヘナーレの怒りと気になるリスト

リスト

俺はリベンジしたいレスラーの名前がびっしりと詰まったリストが頭の中にある。そして、そのリストの最初にあるのがSANADAの名前だ。いまは、俺が俺自身の物語を書いているんだ。

(ヘナーレ 新日本プロレス公式)

「いまは、俺が俺自身の物語を書いているんだ」じゃあ今まで誰かに書かれていたんだね?

と突っ込みたくなるほど、恨み節全開なこのインタビュー。

恨み節というか、プロレスラーなら誰しも抱える「不安と焦り」を反動に一気に爆発したような、そんな印象です。

話を戻すと、そのリベンジリストについてこんな言及も。

そのリストの中には、俺が望んでいる結果や俺が欲しいと思っている王座も当然載っている。

(ヘナーレ 新日本プロレス公式)

このインタビューでは棚橋選手への厳しい言及もあるだけに、最終的にNEVER無差別級王座への挑戦もあるかも知れませんね?

 

プロレスラーの葛藤

このインタビューは、見方を変えると「いちプロレスラーの葛藤の告白」とも読むことができます。

思い描いたものと全く違う現実。

周りは出世していく中で、取り残される自分。

特に

ただ、与えられた役割をはたすだけの毎日だった。

(ヘナーレ 新日本プロレス公式)

という言葉には、いろんな意味で悔しさがにじみ出ています。

勿論、ファンには想像できない色々な事情があってなかなか力を発揮できなかったのかも知れませんが、そういった不安や焦りを我慢できないと、プロレスラーは次のステップには進めないのでしょう。

ヘナーレ選手はそれを乗り越えた。

厳しい新日本プロレスのシステムの中で、それに耐え、残り、やっと力を発揮できるところまできた。

以前、バットラック・ファレ選手はYouTubeの公式動画「NJPW OnTheRoad : BAD LUCK FALE #3」でこんなことを言っていました。

「忍耐」と一緒に待っていれば、俺が再び望むべき時を与えてくれるさ

IWGPヘビー級王座挑戦まで長らく時を費やしたファレ選手。

それが「忍耐」のおかげであり、その「忍耐」を続けることによってまたチャンスが来る。

やはりプロレスラーにとって「忍耐」や「我慢」は大切なことなのでしょう。

 

真価が問われるSANADA戦

言わずもがな、前哨戦で勝ちすぎると肝心な試合では…

という都市伝説があるプロレス界。

ユナイテッド・エンパイアが快進撃を続けているだけに、肝心な試合では…という雰囲気も漂いつつある。

まさにSANADA選手とのシングルマッチで本当の意味で真価が問われるでしょう。

激情のヘナーレ選手と、クールなSANADA選手のマッチアップ。

SANADA選手のオコーナーブリッジなど咄嗟の閃きにどうヘナーレ選手が対応するのかも見ものですね。

【余談】

オスプレイ選手も、オーカーン選手も、ヘナーレ選手も皆「俺金持ってる」感が凄いですよね?エンパイアの裏テーマにはパリピ的なものがあるのでしょうか?

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