プロレス時評

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【街でも着れる】-O-カーンのプロレスグッズへの金言

【街でも着れる】-O-カーンのプロレスグッズへのまなざしに賛同したい

新日本プロレスのトレンドセッター、グレート-O-カーン。

強さとキャラクター性を兼ね備え、今一番プロレスを謳歌している選手でもある。

そんな-O-カーン選手からこんなツイートが。

いちプロレスファンとして、このツイートは納得しかない。

その理由を書きたいと思う。

 

-O-カーンとプロレスグッズ

内藤哲也

内藤選手のことを引き合いに出すと-O-カーン選手は怒るかも知れない。

でも、僕は過去にこんな記事を書いています。

www.prowres-jihyo.com

ロスインゴのグッズって街でめっちゃ見かけるんです。

その理由は、「Los ingobernables de Japón」って何書いてるかわかんないからではないか?

選手の名前や特徴的なフレーズがグッズに入っていると会場外だとちょっと恥ずかしい。

でも「Los ingobernables de Japón」って何かオシャレなんです。

この書体、バンドTっぽいし、可愛くもある。

だから街でも着やすいんですよね。

ロスインゴのグッズの売れ行きは、そういった「街着」にも出来る部分にもあるのでしょう。

今回-O-カーン選手が言う「街でも着れる」というのは、グッズの売り上げのことも考えたまさに金言だと思います。

しかし、グッズ自体の着やすさではなく、「グッズをどう着やすく見せるかが重要」これがロスインゴグッズと-O-カーン選手の考えの決定的な違いです。

 

モデルを起用する意味

プロレスグッズに限らず、どんなアパレルブランドもモデルを使って撮影をしています。

なぜか?

良く見える、いや映えるからです。

こんな会話耳にしませんか?

「あんな服モデルが着るからよく見えるだけだ、普通の人には似合わないでしょ」

とか。

確かにその通りです。

何でもない無地のTシャツがカッコ良く見えるのは、モデルがカッコイイからでしょう。

でも、モデルを起用するのは「イメージ」の問題です。

パっとみてカッコいいかどうかが大事なのです。

これ、すごく重要。

何百とあるファッション誌のそれぞれに何百というページがあり、読者はパラパラとページをめくります。

その1ページ0.何秒の世界で「カッコいい」と心を掴むためには、それ相応の「映え」が必用なんですよね。

逆にクソダサいページを作ってもインパクトがあるかも知れませんが、それは購買力につながる興味ではなく、単なる面白さへの興味でしかありません。

ファッション誌に限らず、インターネットの世界でも街中でもそう。

世の中は広告に溢れかえっており、一瞬で人々の心を掴むには、「映え」が必用なんです。

しかし、ここでこんな意見を持つ人もいるでしょう。

「プロレスグッズの一番のモデルはレスラーだからモデルなんかよりもレスラーの方が良いじゃん?」

と。

最後にこれについての見解を書いて終わりにします。

 

プロレスグッズの最高のモデルはレスラーなの?

確かに、プロレスグッズの最高のモデルはプロレスラーなのかも知れない。

しかし、対世間を考えて見て欲しい。

プロレスに興味のない人にとってはレスラーは筋肉ムキムキの人でしかない。

しかし、モデルがグッズを着れば、プロレスファン以外の層へリーチ出来る可能性が広がるのです。

何このモデルかっこいい

え、着てるのプロレスのグッズなの?

でもこのモデルの感じだと俺にも着れそう

-O-カーンって選手のグッズなんだ

新日本プロレスの選手なのね

YouTubeで彼の試合の映像見てみようかな

やや大げさな書き方をしましたが、購買意欲の側面のみならず、こんな風にプロレスへの導線にもなる「かも」知れないんです。

レスラーが着るグッズも勿論カッコいい。

「でもそれだけではプロレス村以外にはリーチ出来ませんよ?」

-O-カーン選手はこのようなことを言いたいのではないでしょうか。納得っす。

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