その去就の噂が注目されていた元WWEのアリスター・ブラック。
ファイトスタイル的に新日本プロレスがフィットするのでは?という声もある中、彼の選んだ行先はAEWでした。
止まらないWWEからAEWへの流れ。
しかし、AEWを見ているいちファンとして感想を述べるのならば、そんなに有名選手を多く獲得してどうするのだろう、という疑問があります。
AEWはフットボールクラブで言うところのレアル・マドリーになろうとしているのでしょうか?
AEWはプロレス界のレアル・マドリー?
有力選手の効率的な使い方
やや大げさなテーマを設けましたが、何となくレアル・マドリーをはじめとした有力フットボールチームの手法と似ている気も。
例えば、有力な若い選手を獲得し、他チームへレンタル移籍させることで成長を促し、自チームに戻したり或いはレンタル先に売却したりと、フットボールの世界ではこのような経営手法は多く見られます。
ではAEWはどうか?
AEWは若くなくとも有名選手をどん欲に獲得しています。
他団体とも多くのパイプを持ち、AEWの選手を出場させる。
最近で言えばアンドラーデ選手とAAAのベルトを持つケニー選手のセグメントがそうです。
選手を多く獲得すれば、それだけ1選手の活躍の場は狭くなる。
しかし他団体に絡めることが出来れば、選手の活躍の場は広がり、AEWの知名度もあげることが出来る。
アリスター選手も新日本プロレスに派遣される可能性は大いにあるでしょう。
AEWのやり方はうまい。
オーナーのカーン氏がフットボールクラブを持っていることも影響しているのでしょうか?
流されない新日本プロレス
さて、AEWとの協業の他にもWWEとの協業が噂される新日本プロレス。
最近AEW側と主だった進展はなく、インパクトレスリングとの協業の方が目立ちます。
怪しい。
本当はWWEとの協業を選んだのでは?と勘繰りたくなるほどです。
しかし僕は新日本プロレスを信頼したい。
選手を安売りせず、じっくりと状況を見定めたうえで協業に踏み込んで欲しいですね。
AEWは間違いなくプロレス界のレアル・マドリーやアマゾンになろうとして来るでしょう。
新日本プロレスにはその波に飲み込まれて欲しくはない。
レスラーにとって本当の幸せとは何か?
プロレスラーでもない自分がこんなことを考えること自体滑稽かも知れません。
でも考えてしまうこともある。
地位なのか、金なのか。
WWEに行ってもろくに試合に出れないまま塩漬けにされる選手も多い。
AEWに行って多くの試合に出場出来ても、ずっと脇役のままの選手もいる。
新日本プロレスは下積みの期間が長く、離脱してしまう若手もいる。
今後ますますプロレス界の覇権争いは激化するでしょうが、案外小規模で運営を上手く回せるの団体の方が選手の選手の幸福度は上がるような気もします。
最近で言えばグレートとか。
オリンピック後、世界のプロレスがどう動いていくのかにも注目したいですね。
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