プロレスリングノアで武藤選手がGHCを獲り、AEWではスティングが活躍する。
このようなレジェンドクラスのレスラーを効果的に起用する方法は、上手くいけば団体側に大きなシナジーをもたらします。
では新日本はどうかというと、一定の年齢を超えたレスラーにはメインイベントクラスの活躍は難しくなっています。
それゆえ、他団体でレジェンドクラスのレスラーが輝くと、「新日本でもうまくベテランを使って欲しい」と願うファンも多いことでしょう。
そんな中発表されたこのカード。
#AEWDynamite Wed, May 12, 2021 @dailysplace in Jacksonville, #YujiNagata returns to @tntdrama for the 1st time in nearly 23 years to challenge @JonMoxley for the @njpwglobal U.S. Championship. Pick up your 5/5 & 5/12 combo tix now! Call 904-633-2000 (during business hours) pic.twitter.com/yuIeQtl9lP
— All Elite Wrestling (@AEW) 2021年4月29日
永田選手はこのカード以外にもAEWとの絡みはあるのでしょうか？
期待されるLADOJOとの関係
ジョン・モクスリー
少し前にこのカードが決まった時、永田選手はモクスリー選手が好きそうだな、という印象を持ちました。
跳んだり跳ねたりするレスラーよりも、鈴木選手や永田選手のようにクラシックなレスラーが好きなのでしょう。
モクスリー選手のファイトスタイル的にも、サブミッションや打撃中心のレスラーとの方が相性が良さそうです。
がしかし、海外のプロレスファンの反応を見ると
永田は新日本のメインストーリーに絡んでない
といったネガティブな声もありました。
確かに、永田選手を知らないファンにとっては、オカダ選手や内藤選手の参戦を望んでしまうかも知れない。
でも、プロレスは「格」だけで見るものではないですからね。
そういったファンの目をひっくり返す試合を永田選手には期待したい。
LADOJOとのシナジー
せっかくアメリカに行くのだから、モクスリー選手以外との絡みもみたいですよね？
でも、AEWで他に絡めそうな選手は…いない。
スティングと？クリスチャンと？ジェリコさんと？…ない。
ファイトスタイル的にはジェイク・ヘイガーが一番あり得そうですが、試合が地味になり過ぎて「誰得なの？」になってしまいそう。
寧ろAEWに乗り込んできたカール・アンダーソンに一発殴られて新日本プロレスとのストーリーをつなぐ的なことの方があり得そうですよね。
個人的にはAEWよりもLADOJOとの対決がみたい。
柴田イズムを叩き込まれた選手たちと野毛道場イズムの戦いが見たい。
LADOJOにとっても良い刺激になるのではないでしょうか？
NJPW STRONG王者、トム・ローラーと永田選手のプロレスも相性が良いかも知れません。
兎にも角にも5月は永田選手の動向に注目ですね。
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