「Winter is Coming」でケニー・オメガはシングル初戴冠なるか?
ジョン・モクスリーvsケニー・オメガ
AEWと新日本プロレスのパートナーシップはどうなるの?という話題に目が行きがちな昨今。
両団体の関係は進みそうで進まない、そんな状況が続いていますよね。
AEWからすれば「ジェリコもモクスリーも貸してるじゃん」という見解かも知れませんが、新日本プロレスのレスラーがアメリカに渡り…というのも時勢が時勢だけに難しそう。
そんなことはさて置き、AEWはAEWで楽しんでみようということで、いよいよ直前に迫った「Winter is Coming」でのジョン・モクスリーvsケニー・オメガについて触れてみましょう。
ケニー・オメガはAEWの「真打ち」なのか?
クリス・ジェリコにも、ジョン・モクスリーにも、コーディにも、ブロディ・リーにも、そしてMJFやハングマン・ペイジやサミー・ゲバラにすら道を譲ってきたかのように見えるケニー選手。
WWEで知名度のあるレスラー=スター・パワーで団体を盛り上げ、同時に若手も引き上げるというこの手法。
当初はケニー選手が主役の団体かと思われましたが、蓋をあければしっかりとしたプランの元で団体が運営されていました。
新日本プロレスのリングでは「俺こそが世界最高」と豪語し前に前に出ていたケニー選手なだけに、その彼すら二年近くシングルのベルト(他団体AAAのベルトは除く)を巻かないほど納得できるプランなのでしょう。
でも、「もうそろそろ良いんじゃないですか?」
とファンがしびれを切らしそうなところに出てきたこのジョン・モクスリーとの一戦。
Watch Omega vs. Moxley for the #AEW World Championship LIVE at Daily's Place.
— All Elite Wrestling (@AEW) 2020年11月30日
Tickets for the Wednesday, Dec 2nd episode of #AEWDynamite are on-sale NOW and start at $20.
Visit https://t.co/UN1cNj1kQq for full event details & safety guidelines. pic.twitter.com/hDmXuRMivl
やはり彼が「真打ち」にならないとつまらない。
WWEや新日本プロレスではなくAEWに求めたものとは何か?
いちプロレスファンとして期待するのが、なぜWWEや新日本プロレスではなくAEWを選んだ(或いは作った)のかということ。
約二年間のAEWでのレスラー生活では、女子部門の裏方として、そしてタッグ王者や他団体のチャンピオンとして活躍してきたケニー選手。
彼の理想とするプロレスは彼が「主役」にならなければ知ることは出来ないでしょう。
その幕開けはあとわずかに迫っています。
盟友の飯伏幸太選手は2021年の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座に手が届くところまで来ています。
2021年はケニー選手と飯伏選手の「ゴールデン・イヤー」となるのでしょうか?
余談ですが、興行名が「Winter is Coming」ってかっこいいですよね。
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