般若プロレス時評

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ミニマリストSANADAの美学

ミニマリスト・SANADAの美学

 

新日本プロレスの頂点であり「最強のベルト」であるIWGPヘビー級王座、そしてかつて中邑真輔選手が独特の色に染め上げた「最高のベルト」IWGPインターコンチネンタル王座。

現在飯伏幸太選手はその二本のベルトを同時に保持する二冠王です。

2月11日の「THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA」で二冠選手権がSANADA選手と争われるわけですが、飯伏選手の想いと、SANADA選手の想いはすれ違ったままです。

「チャンピオンが、『勝ったら何をするのか』って言ってたけど、いま俺は、勝つことしか考えてない。俺は“ミニマリスト”なんだよ」

(SANADA 新日本プロレス公式)

SANADA選手のこのミニマリスト発言にはどのような意味があるのでしょうか?

 

ミニマリストSANADA

最小限主義

ミニマリストの意味を調べてみましょう。

最低限度の物だけを持って生活するライフスタイル

(Wikipedia)

この意味を現在のSANADA選手に置き換えてみると

  • ベルトは一本で良い
  • 最低限のコメントで良い
  • 試合前にごちゃごちゃ考えたくない

となるかも知れません。

しかも今、SANADA選手にそっぽを向かれた飯伏選手は、ジュニアの選手権を控えるヒロム選手とSHO選手にからみにいくというちょっと空気の読めない人になってしまっており…

SHO、やべぇぞコイツ、絶対! 絶対コイツやべぇからな! オマエ、コイツと組まねぇ方がいいぞ、うつるぞコレが! ヤバいヤツが!

(高橋ヒロム 新日本プロレス公式)

ある意味「笑ってはいけないバックステージ」が繰り広げられています。

しかしこれは「一対一で話せないなら四人で話そうよSANADAさん」という飯伏選手の願いが生んだ行動でもあります。

で、ミニマリストSANADAにとって四人で話すことは御免のはず。

このすれ違い、どこで帰結するのでしょうか?

※飯伏選手は「僕も、ミニマリストです。ということで!」とも言っていますが…※

 

SANADA

数年前、ケニー選手にこう言われたSANADA選手。

オレはこのリーグ戦でいろんな選手を倒してきた。スズキミノルも倒したし、ヤノも倒した。SANADAを含めていろんな選手を倒したよ。オマエとの試合はアスリート同士の闘いで勝ったと思っている。オマエの未来は明るいぞ。だけどオマエにはカリスマ性が足りない。ハートが足りない。感情が欠けていると思う。オレはそういう部分でベストになるための欲がある。だからオレはベストに登りつめたんだ。

(ケニー・オメガ 新日本プロレス公式)

ケニー選手のこの言葉とは裏腹に、今のSANADA選手は感情も見えつつあるし、カリスマ性も兼ね備えつつある。

IWGPヘビー級王座が手に届くまでの選手になりました。

クールでミニマリストな王者が誕生したら、それはそれで新しい王者像が出来上がることになる。

言葉としてきちんと感情をぶつけ合いたい飯伏選手と、戦いによって感情を表現したいSANADA選手。

やはり全てはリングの上でしか解決しないのかも知れません。

 

ベルト統一、二冠分断、バレットクラブ問題

2021年になって大きなトピックが出てきた新日本プロレス。

新たなベルトの創設か?それとも二冠を分断するのか?海外の団体との抗争が始まるの?などなど。

そういった混沌とする中で、鷹木選手と棚橋選手は「これが新日本プロレスだ」と言わんばかりの試合をファンに見せてくれました。

飯伏選手もSANADA選手も生え抜きではなくとも、二人とも新日本プロレスに魅了されプロレスをはじめた二人です。

2月11日の「THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA」では二人にしか出来ないIWGPの戦いを期待したい。

出来れば今のスタンスを変えることなく、SANADA選手にはミニマリストの美学を貫いて欲しいですね。

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