2021年2月11日、「THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA」でSANADA選手とのタイトルマッチが決まっている王者飯伏選手。
二冠統一というテーマを掲げ、その夢の実現のための大事な防衛戦になります。
しかし、その「統一」という言葉が仇になったのか、今回のタイトルマッチはそれほど盛り上がりを見せていません。
挑戦者のSANADA選手もクールなスタンスを取っているので、鷹木選手と棚橋選手のような言葉のぶつかり合いもありません。
この二冠戦をどう盛り上げるのかとファンが注目している今、飯伏選手から「全面対抗戦」という言葉が飛び出しました。
この言葉の意味は一体何なのでしょうか?
「全面対抗戦」の意味
SANADAではない…
2008年…忘れてない。あの時の事、YouTubeで対戦を求めてきた時の事を
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2021年1月29日
。その時自分はプロレスを広めたいと必死だった
立場は逆転した。でも今やっとチャンスが巡ってきた
全面対抗戦をしたい。
これはプロレス界もファンも間違いなく上がると思っている。
今、プロレスにはもっと刺激が必要だ!
まず、SANADA選手とのタイトルマッチに向けての発言ではないことは事実でしょう。
「全面対抗戦」なので「SANADA選手と全面対抗戦をする」はあり得ない。
ではユニット同士の全面対抗戦か?いや、「プロレス界」と使っているので、新日本プロレスよりももっとスケールが大きな話であり、団体と団体規模の対抗戦になるはずです。
そして「YouTubeで対戦を求めてきた時の事」。すでにお気づきの方も多いでしょうが、これはケニー選手が飯伏選手に対戦表明をした時のこと「だろう」というのが大方の見方です。
簡単にいうとAEWと「全面対抗戦がしたい」ということなのでしょうか?
SANADAの存在感が…
ここからはいちプロレスファンの妄想です。
僕は飯伏選手のこのtweetを見た時、新日本プロレスの運営がやらかしてしまったのかな?と思いました。
直近の相手はSANADA選手であり、二冠統一のために負けられない試合です。
プロレスを広げるための大事な一戦を前に、他団体との全面対抗戦の話題を今持ってくるのはあり得るのだろうか?
そしてまた、全面対抗戦と発言する権限がある=新日本プロレスの王者であるということから、どう考えてもSANADA戦は飯伏選手の勝確としか考えられなくなってしまう。
なぜなら仮にそれがAEWとの抗争ならば、ナイーブな両団体の件に関する発言なので飯伏選手個人の「思い付き発言」とは到底思えない。
或いは「ダ・カ・ラ・サ~、イブタン?今全面対抗戦って言ったほうがシンニホンノファンも盛り上がるっからサ~」と誰かにアドバイスされたのか?
いずれにせよ、話題はタイトルマッチから一気に対抗戦へと流れてしまっている気が…。
SANAやん…(泣)
飯伏選手は寡黙なSANADA選手にしびれを切らしてしまったのでしょうか…。
SANADAに期待
このパンデミック化の中で、AEWとの全面対抗戦は実現するのか?
舌戦は出来るかも知れませんが、全面対抗戦となると両団体の主力選手が移動しなければならず、この時勢でそれはかなりリスキーな行為です。
では国内他団体ならどうか?
ケニー=DDTと枠を広げて考えるのならば、「vsサイバーファイトグループ」は実現しそうな気もします。
しかし、今は目前に迫った「THE NEW BEGINNING in HIROSHIMA」のタイトルマッチに集中したい。
「全面対抗戦」の話題で完全に存在感が消えつつあるSANADA選手にこそ期待したい。
今回の飯伏選手の発言に噛み付けるのか否かも、二冠戦を盛り上げるために重要になってくるでしょう。
やはり、内藤選手よりも飯伏選手の方が制御不能なのかも知れない。
今回のtweetを見てそんなことが頭をよぎりました。
≪END≫
≫≫【ブログランキングに参加しています】クリックにて応援して頂けると嬉しいです!国内外のプロレス最新情報も読めます!