大物リオ・ラッシュの敗戦が意味するものは?
エル・ファンタズモの独り舞台だった「SUPER J-CUP」
まず優勝したファンタズモ選手の雄姿を称えたい。
リングから遠のいていた期間に加え一回戦の相手は元WWEのクルーザー級戦士のリオ・ラッシュ選手でした。
SUPER J-CUP⇒ドーム⇒IWGPジュニアヘビー級戴冠
誰しもリオ選手に抱いた幻想を打ち砕く圧巻の「ファンタズモ劇場」だったのではないでしょうか。
リング上の佇まい、独特のファイトスタイル、勝ちへのどん欲さ、カナダ繋がりなのか時折見せるケニー・オメガへのオマージュ…。そしてトロフィーの破壊行為…。
終始自分のプロレスを貫き、ファンタズモここにありを再認識した次第です。
これで年始のドーム大会では高橋ヒロム選手との試合が決定的となったわけですが、敗戦した大物リオ選手に来日の可能性はあるのでしょうか?
『龍が如く』風PVの意味するもの
KENTA選手が「SUPER J-CUP」のタッグマッチに出場していたことから察しても、「SUPER J-CUP」が収録だったことは間違いありません。
本日12月14日を含めても「14日間の待機要請(待機宿泊)」はクリアできる。
収録ならば尚更余裕を持って来日出来る。
しかし、優勝を逃してしまったことで、リオ選手が来日する大義はなくなってしまいました。
PVの意味
刑務所での尋問中、二人の日本人風の男にそこから連れ出されたリオ選手。
牢獄や刑務所がアメリカの某団体を意味するのか?はたまた「龍が如く」風の男性二人が新日本プロレスを意味するものなのか?
PVの中では膝あてに「リオ」とカタカナで書かれたレガースをつけていただけに、ジョン・モクスリー選手並みのプッシュを予想するファンも多かったのではないでしょうか。
大義が消えてしまった今、敗戦の理由と来日の可能性を含めた「考えられ得る選択肢」を二つ上げてみましょう。
『NJPW STRONG』での活躍か、ドーム・NEW YEAR DASHでのサプライズか
まず考えられるのは、新日本プロレスの世界戦略の一つ『NJPW STRONG』の活性化です。
現在はコブ選手やジェイ選手やタマ選手など主力選手が収録されている回が続いていますが、彼らが日本を主戦場とし始めたので、そろそろまた別の「顔」が必用になって来ます。
その起爆剤としてリオ選手が投入されるのでは、という選択肢が一つ。
もう一つは、ドーム大会かNEW YEAR DASHでのサプライズです。
「SUPER J-CUP」の一回戦で敗戦してしまった以上、いくら大物と言えども即ベルト挑戦は難しい。
ジェリコ選手やモクスリー選手のように「何の前触れもなく」ならば可能だったかも知れませんが、序列的にはヒロム選手やファンタズモ選手の後ろです。
ベルトへのきっかけをつかみたいのならば、ローブローを食らったファンタズモ選手へのリベンジから入らなくてはいけません。
「SUPER J-CUP」を制した時点でファンタズモ選手の来日は確定しました。
もし一刻でも早くリベンジを果たしたいのなら、ファンタズモ選手へのリベンジのために来日する可能性もあるでしょう。
リオ選手が来日するしない云々、シングルプレーヤーの充実感溢れる新日ジュニアに「より強い刺激」が加われば、さらにジュニアは盛り上がっていくのではないでしょうか。
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