予想の斜めを上をいくドン・キャリスとケニー・オメガ
カナダ・マニトバ州ウィニペグ出身の二人
AEW世界王者となったケニー・オメガとインパクト・レスリングの経営者ドン・キャリス。
この二人はカナダ・マニトバ州ウィニペグ出身で有名です。
ジョン・モクスリーを破り感動的なセレブレーションで迎えられると思われたケニー・オメガでしたが、その試合内容はけしてクリーンなものではありませんでした。
試合中からドン・キャリスがマネージャーのような立ち位置で不穏な動きを見せ、それに隙を突かれたモクスリーは結果的にケニーにマイクで頭を投打される始末。
AEW世界王者初戴冠となったものの、周囲も歓迎ムードはなく、そのままケニーとキャリスは足早に車でどこかに去ってしまいました。
まさに「AEWの真打ちはケニー・オメガだ」というファンの幻想を打ち砕く素晴らしい展開です。
数日後「AEW Dynamite」再登場したキャリスは、ケニーを横にしながら思わぬことを口にしました。
2018年1月4日東京ドーム
2018年1月4日東京ドーム大会で実現したケニー・オメガvsクリス・ジェリコの奇跡的なマッチメイク。
このマッチメイクにはキャリスが重要な役割を果たしていると言われていました。※ちなみにジェリコもカナダ・マニトバ州ウィニペグ出身です※
この奇跡的なマッチメイクを棚に上げたキャリスの一言。
tony khan himself said without that match there's no aew
「(AEWの社長)トニー・カーンはケニー・オメガvsクリス・ジェリコ戦が無ければ、AEWはなかったと言った」
それゆえ
you might say kenny and I created aew
「(トニー・カーンは)AEWはケニーとキャリスが作ったと言ってもいいんじゃないか」※訳が適切でなかったらすいません※
…なんと傲慢な言葉。
しかしながら、ケニーとジェリコのあの一戦が世界のプロレス界にパラダイムシフトを起こしたことは間違いない事実ですし、それがAEWという新団体設立に影響したことは大いにあり得ることです。
今回のこの団体の垣根を超えたストーリーは、ドン・キャリスとケニー・オメガだからこそ作れるストーリーです。
WWEでもなく新日本プロレスでもなくAEWを選んだケニー。
その「彼がしたかったプロレス」が、ようやく始まったようです。
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