G1 CLIMAX 30とサプライズ
サプライズの予感
昨年の『G1CLIMAX29』が素晴らしい大会だったことは記憶に新しい。
では
「どの試合が印象深かったのかあげてみて」
「どの場面が印象深かったのかあげてみて」
と聞かれたら、後者の方が「パっと思い浮かびやすい」のではないでしょうか?
昨年の『G1CLIMAX29』で言えば、KENTA選手のバレットクラブ入りがそれに相当しますよね。
サプライズとは、それだけ人の記憶に残りやすいものです。
それは善悪が入り混じりファンを複雑な精神状態にすればするほど、脳裏に深く刻まれるものなのかも知れません。
『G1CLIMAX30』両国三連戦でサプライズは起きるのでしょうか?
バレットクラブの行方
興味深いのはバレットクラブ。
EVIL選手とジェイ選手という二人の王が繰り広げるマインドゲームとは別に、その他のバレットクラブのメンバーがどういう動きに出るのか気になります。
前回『G1CLIMAX29』では飯伏選手の決勝戦に大所帯で現れたバレットクラブの面々。
今回はパンデミックの影響で多くのメンバーは日本にいない状態「だろう」と思いますが、絶対とは言い切れない。
或いは、EVIL選手もジェイ選手も「もっとも近くにいる人間」が裏切る可能性もありますよね。
個人的には面白くなればなんでもOKなんですが、直接対決で白黒つけちゃった方が早い気もします。
新日本プロレスはこの二人の争いをG1では解決はさせないと思いますけどね。
内藤哲也のいう「外に目を向ける」とは?
新日本プロレス至上主義者から出た「外に目を向ける」という言葉
内藤選手言動自体がすでにサプライズですが、こういった話題が出て何が面白いのかというと、様々なファンの意見が見れることです。
「ドームで内藤に相応しい存在は国内他団体にいない」
「ケニー来て」
「中邑真輔とやって」
などなど様々な意見が飛び交っています。
内藤選手が
果たして何もない状態で「外」を口に出したのか?
新日本プロレスの選手に気合を入れるために言ったのか?
ファンに贅沢な時間を提供するために言ったのか?
或いはサプライズの示唆か?
その真意はわかりません。
しかしこの「外」発言から優勝予想がちょっと分からなくなってくる効果もあり、「ファン目線」でプロレスを楽しむ内藤選手らしい仕掛けでもあります。
ここからは外敵妄想を。
WWEを退団しAEWで活躍するブロディ・リー選手。
彼もまた新日本プロレスに上がれる契約とのこと。
先日TNT王座をコーディに奪われ、今は無冠の状態です。
でも何の前触れもなしにブロディ・リー選手が新日本に出てきたら…うーん。
まずどんな選手か分かっている新日本プロレスファンは少ないと思いますし、どんなギミックで出て来るのかも想像できない。
僕の脳内では彼の必殺技であるディスカスクローズライン(ラリアット)に一回転受けする内藤選手は見えるのですがw
多分ブロディ・リー選手は1mmもないと思います。
1mmもないと思いますが、両国のスクリーンにダークオーダーの怪しげなプロモーションビデオが突如流れたら、それはそれで面白いのかもしれない。
会場はほぼ「誰?」状態になるとは思いますけれど。
何かが起きる両国三連戦
ここ最近のG1クライマックスは
ケニー ダークヒーロー
内藤 ダークヒーロー
棚橋 ヒーロー
飯伏 ヒーロー
という流れで来ています。
今回は完全なるヒールがG1を征するのか?
或いはニューヒーローが現れるのか?
昨年は飯伏選手の優勝という盛大な多幸感で終わったG1クライマックスでした。
僕はバッドエンドも有り派ですが、G1くらいは「グッドバッドエンド」でも良いのでは?とも思っています。
変に気まずい終わり方よりも「スカッとする何か」があれば良いのかなと。
≪END≫
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