SANADAが棚橋弘至から望みをつなぐ勝利
棚橋弘至との激闘を征し、望みをつないだSANADA
派手さはなくとも、言葉を忘れ見入ってしまう試合。
棚橋選手とSANADA選手の試合はまさにそのような試合でした。
決勝への望みがなくとも自分のプロレスを諦めない棚橋選手と、落とせないSANADA選手という心理的状況も二人の試合をバックアップしたように思えます。
これでSANADA選手は優勝決定戦へ望みをつなぎました。
最終戦で内藤選手がKENTA選手に負け、SANADA選手がEVIL選手に勝てば、ファイナリストとなる。
やはりここで気になるのは、バレットクラブの「王争い」です。
ジェイの支配力かEVILの思惑か
今のバレットクラブには、ジェイ選手とEVIL選手の王争いと、それを静かに見守るその他バレットクラブメンバーがどう考えているのか?という不穏な不気味さがある。
反旗をひるがえした感のあった裕二郎選手も、ジェイ選手をリスペクトした上でG1の戦い方を貫いただけですし、のちにジェイ選手から裕二郎選手と和解したコメントもありました。
がしかし、EVIL選手は外道選手も造反の可能性があることを匂わせています。
もう何が何だかよくわからない。
もっとも良い方法は直接対決をして「王」を決めること。
負けた王は、そのまま王国に居続けられるのかもわからない状況に追い込まれます。
G1クライマックスの決勝でこのバレットクラブの王位決定戦はあるのか?
あえて、僕はないと思っています。
いや、「まだない」と言った方が正確です。
フラッシュバックするかつてのリーダーたち
デヴィット、AJ、ケニー
プリンス・デヴィットがヤングバックスにボコられ、AJスタイルズが仲間からボコられ、ケニー・オメガは引き際こそ何もなかったとは言え、BC同士の気まづい雰囲気の中去って行った…。
このブログに書くまでもなく、「ジェイはどこか行ってしまうの?」と感じている方も多いでしょう。
People may want to open their eyes and realize that before it’s too late, because you never know when I may just up and walk away.
SPORTS ILLUSTRATEDに記載のインタビュー『Q&A: NJPW’s ‘Switchblade’ Jay White on G1 Climax, NBA Finals and More』からの抜粋ですが、ゴシップ誌のように一部分だけをフォーカスして話を広げることは良くない、ということはわかっています。
because you never know when I may just up and walk away.
ただ、「may」という単語はあるせよ「walk away=立ち去る」というこの言葉が何を示唆しているのわかりません。
しかし、このSPORTS ILLUSTRATEDのインタビューを発端に、奇妙なツイートをしていたジェイ選手。
「自分自身に話しかけてるの?」
「大丈夫?」
コメント欄ではこのようなファンの反応も確認できました。
ジェイ選手らしいお茶目な行動にも見えますが、焦っているようにも見える。
何かしゃべり過ぎたことでもあったのでしょうか?
どうなるバレットクラブ、そしてG1CLIMAX
仮にジェイ選手とEVIL選手の頂上対決がこのG1で組まれないとするならば、EVIL選手かジェイ選手のどちらかがG1のファイナリストから陥落する可能性がある。
かつてのリーダーたちの軌跡をたどると、この頂上対決の行く末は年始のビッグマッチではないでしょうか。
それが何を示唆するのかは謎ですが、敗北した王はその王国から追放されることも考えられますよね。
このブログの記事も、結果的にゴシップ誌のような内容になってしまいました。
反省。
ジェイ選手の未来なんて誰にもわかりません。
見方を変えれば、今まで外国人選手を中心に運営されてきたバレットクラブの中心にEVIL選手が入り込んできたのはなぜかという側面もあります。
アメリカの『NJPW STRONG』ではバレットクラブの存在が欠かせないだけに、BCアメリカチームとBC日本チームを分けるというポジティブな見方も出来るのかも知れませんね。
いずれにせよ、年末年始はバレットクラブがストーリーのメインとなって来そうです。
≪END≫
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