プロレス時評

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RIZINと新日本プロレスについて

RIZINと新日本プロレス、そして格闘技とプロレス

RIZINと新日本プロレスについて

 

RIZINの榊原CEOから出た「新日本プロレス」という言葉。

格闘技と新日本プロレスというワードが並ぶだけで、ザワザワとしてしまう方もいるのかも知れません。

事実、そんな空気感も感じました。

結論から言えば、この発言は合同興行をするとかそういった類ではない。

同じライブ事業者として、動員数の制限の問題など運営上の問題を協議し合う、というものでしょう。

皆が一緒になって協議する機会

と榊原CEO自身がRIZIN.24の大会総括でも言っていますし。

しかしながら、格闘技と新日本プロレスというワードが並ぶだけでザワザワするこの感じ。

僕の中では、現在の新日本プロレスが格闘技と交わることは99%ないと思っています。

 

新日本プロレス

今の新日本プロレスがかなりエンタメ性に振り切っていることは、新日本プロレスを見ているファンなら明らかなこと。

勿論「ストロングスタイル」というスポーツライクなスタイルはしっかりとベースにあります。

しかしながら、裏切り、愛憎劇、リング上でのユニークな戦い、反則・介入と言ったものにますます磨きがかかっていることも事実です。

かつての中邑真輔のように、選手を総合にあげるということはなく※これは猪木さんなりにプロレスラーの強さの証明だったと思う※、純粋にプロレスと向き合ってきた新日本プロレス。

一時期木谷オーナーの隣に青木真也選手が並んでいたこともありましたが、それに対して選手側から大きなリアクションはありませんでした。

これは新日本プロレスが格闘技を否定している、というのではなく、今の路線が成功しているからに他ならないと思います。

 

格闘技界やプロレス界にとってプラスになる協議に期待

格闘技、プロレス、或いはアーティストにとってもコロナ化におけるライブ開催は容易ではありません。

開催できたとしても、採算が取れなければ意味がない。

「採算度返しで夢を」

と言っても、それをずっとやれることはないでしょう。

今年4月、プロレス界では新日本プロレスの木谷オーナーが音頭を取り、新日本、全日本、DDT、ノア、ディアナ、スターダム、東京女子の7団体の首脳と選手代表が衆議院会館を訪問しました。

その席で「統一コミッションの設立」を政府から投げかけられた木谷オーナーでしたが、今それがどうなっているのか知る由もなし…。

榊原CEOが言った

皆が一緒になって協議する機会

は本当に設けられるのか?

それがライブ事業者にとってプラスになる何かを導き出せる機会となるのならば、いちプロレスファンとしてその協議に期待したいですね。

絶対にないと思うけど、もし今の新日本で総合にとなったら、SHO選手くらいしかいませんよね。絶対にないとおもうけど。

≪END≫

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