進む新世代の台頭 弱肉強食の世界
どんな世界であれ、新世代の台頭は起こり得るものです。
「起こり得る」と書いたのは、起きないケースもあるからです。
今年の新日本プロレスは、新世代の台頭が目覚ましい。
EVIL、SANADA、ウィル・オスプレイ
この三人はいずれオカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイト、ザック・セイバーjrなどとしのぎを削る争いをすることになるでしょう。
30代前半と20代後半のこの構成。
誰かがアッチやソッチに行かなければ、5年は豪華なラインナップが続くことになる。
ただ、そう簡単に行かないのがこの業界なんですよね。
オカダ・カズチカ
オカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイト、ザック・セイバーjr、EVIL、SANADA、ウィル・オスプレイ。
あくまでも僕がチョイスした新世代の選手ですが、ざっくりと言ってしまえばオカダ・カズチカが大黒柱であることは間違いありません。
すでに出来上がった格と実績を持つオカダ選手の残された使命のひとつは、やはり東京ドームを満員にするということでしょう。
他のレスラーは自己の欲とともに、オカダ選手と同じこの使命感を持つことが大事になってきますよね。
みんなで盛り上げる的な。
棚橋、内藤、飯伏という壁
ブログを書いているとちょっとした数字で分かることがあります。
この三選手は間違いなく人気がある。
多くの素晴らしいファンに支えられている。
勿論この三人以外のレスラーのファンも素晴らしいことに違いありませんが、質の部分ではなくボリュームが違うんです。
ゆえに集客力の部分でも多大に貢献しているであろうこの三人を超えるものが、先にチョイスしたレスラーたちにも求められるでしょう。
プロレスは客商売でもありますしね。
誰かがユニットを作るのか、新たなキャラクターとして躍動するのか。
今後の変化にも注目したい。
海野、成田、オーカーン、カール、クラーク、アレックス
理想を言えば、現世代がいて、新世代が出てきて、新々世代の芽が見えるのが好ましい。
海野、成田、オーカーン、カール、クラーク、アレックス
この選手たちに期待する部分は大きい。
この中で一番成果を上げているのは、イギリスで活躍するオーカーン選手でしょう。
カール選手はヤングライオン杯の優勝こそあれ、それ以後の実績はありません。
しかし、もっとも早くスターになりそうのは、カール選手です。
グッズ、ミート&グリート、ニュージャパンカップUSAの出場。
すでにプッシュは始まっています。
ただ一つ気になるのは、ジュニア選手です。
クラーク選手しかジュニアヘビーに該当するレスラーはいません。
ジュニアヘビーはどうなっていくの?
ヤングライオンが足りないジュニアヘビー
ジュニアとヘビーの階級単位での戦いは素晴らしい。
お互にしのぎを削り、団体の価値を高め合っていく。
昨年ウィル・オスプレイが試合順の件で激高していましたが、ジュニア選手のプライドが見えましたよね。
そのオスプレイ選手も今やヘビー級。
鷹木選手も、タイチ選手もヘビー級です。
新弟子は皆180cm以上で、ジュニアっぽいヤングライオンは見かけない。
■募集条件
条件は18歳から23歳までの180cm以上の健康な男子(2020年10月1日時点)
私見ですが、「こういった部分」もジュニア選手が憤る部分ではないでしょうか?
「若手いないとやばくない?この先どうするの?」
って思っちゃいますよね?
所属で言えばワト選手が20代前半ととびっきりに若く、あとはほとんどが30代以上です。
こう考えると、ワト選手への期待はかなり大きい、というか失敗は許されないような状況ですよね。
上村選手も体格的にはヘビーですし…。
ジュニアもヘビーもどちらも素晴らしいのが新日本プロレス、というのが僕の認識です。
今現在の熱いプロレスが続いていくよう、新世代の台頭は絶対に起きなければならないこと。
ただジュニアヘビー級に関しては「ヤングライオンがもう少しいてもいいのかな」と思ってしまいます。
若獅子の成長はファンの感情移入を促すものなのですが…
「あれ、今の新日ジュニア、生え抜きいなくね?」
そんな時代もやってくるのかも知れません。
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