現在の新日本プロレスは、国内組のユニット間や個人間での争いに加え、国外組=『NJPW STRONG』とのクオリティの争いにも突入したように見えます。
日米ヤングライオンの争いもあるように、メインロースタークラスの日米の選手が番組の質で競い合う。
2ブランド制がささやかれた時期も過去にありましたが、別の意味で2ブランド制のようになっている今、群雄割拠の新日本プロレスで誰が主役となるのでしょうか?
激化する様々な争いの中、存在感を見せる選手は?
『NJPW STRONG』の質の高さ
先日の番組内で「DKC選手を獲得の方向に進んでいる」と柴田選手から発言がありました。
新日本プロレスの柴田・棚橋・そして中邑(現WWE)と言えば、プロレス史において何ページも割けるほど影響力のあるレスラーです。
そのうち二人が解説にいる=レスラーにとっては最高プレゼンテーションの場でもあり、緊張感がヒシヒシと伝わってきます。
「コリジョン感」
というワードも飛び出しましたが、DKC選手が柴田選手のハートを射抜いたのは、「気持ち」らしい。
「コリジョン感」
があれど、いかに気持ちを見せることができるのか?この緊張感に加え、メインロースタークラスのレスラーの真剣な一対一も見逃せない。
普段はヒールレスラーとして暴れまわるレスラーの真の実力も垣間見え、非常に有意義な番組になっています。
しかし、最後にインパクトを残したのは、これまた心身ともに充実感をみなぎらせるKENTA選手でした。
YOSHI-HASHI、オカダ、裕二郎、EVIL、内藤
国内に目を向ければ、なんといってもYOSHI-HASHI選手の活躍に目がいってしまいます。
それはYOSHI-HASHI選手個人というよりも、ケイオスのメンバー全員の気持ちが乗った素晴らしい初戴冠だったように思えます。
単なる勝ち負けではなく、「プロレスは良いものだ」と素直に思える時間をファンに見せてくれたYOSHI-HASHI選手に感謝ですね。
そしてオカダ選手。
プロデューサー的な立ち位置で『KOPW2020』を提唱し、別の角度から新日本プロレスを盛り上げています。
影のMVPと言っても過言ではない。
そのオカダ選手に呼応するように存在感を示しつつある裕二郎選手。
ここで一気に『KOPW2020』の覇者となれば、その権利を活かし自由方便にプロレスを楽しむ新たな裕二郎選手が見えるかも知れません。
そして神宮大会でのメイン・イベント、EVIL対内藤哲也。
覇者で王者の三冠王政権を推し進めたいEVIL選手と、逆転を狙う内藤選手の凌ぎ合い。
ここを制した者が一気に主役街道に躍り出る可能性が高い。
すっきりしない戦いが続きファンのフラストレーションを貯めに貯めてますが…それも多分新日本プロレスの手のひらの上。
下馬評を一気に覆すような素晴らしい戦いが繰り広げられる気がします。
が
果たしてそれがハッピーエンドになるのかは分からない。
to be continued
が大好きな昨今の新日本プロレス、果たしてどのような結果が待ち受けているのでしょうか?
まずは神宮大会の成功を祈ろう
油断出来ない感染症。
神宮大会がスムーズに開催されるかどうかも不安です。
会社、スタッフ、レスラー、そしてファンの方も含め、細心の注意を払い大会が成功することをいちプロレスファンとして祈っています。
主役が誰か否かを書いてきましたが、プロレスを見ることが当たり前ではなくなった今、感動を与えてくれるレスラーはじめ関わる全ての人に感謝です。
一週間を切った神宮大会、一体何が起こるのか楽しみですね。
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