こんな風にプロレスに関するブログを書いていますが、僕は評論家でもなんでもありません。
ただのファンです。
しかし、ある程度客観的な目線を持っていないと、なかなかブログは書けないものです。
なので、レスラーのこともベルトのことも、一つの登場人物やアイテムのように表現してしまうこともあります。
要するに、恥ずかしながら格好つけて文章を書いてしまうわけです。
今回のYOSHI-HASHI選手のNEVER6人タッグ戴冠は、そういう風な客観的な視点よりも、素直に「ベルトっていいな」と感じることが出来ました。
チャンピオンベルトというかけがえのないもの
チャンピオンベルト
最近、ベルト自体に気持ちを込めるレスラーの存在が少ない気がします。
ベルトはステップアップの交通手形、確かにそういう側面もあるかも知れません。
或いは試合に勝利しても「とって当たり前」的な雰囲気があったり。
なんだか、ベルトが道具になってしまっている感が否めない。
それはそれで良いのかも知れませんが、それで良いのかな?と思うこともあります。
例えば、ランス・アーチャー。
ランス・アーチャー、ウィル・オスプレイ、リュウ・リー
ランス選手がIWGPUSヘビー級王座を戴冠した時、一体いつまで喜んでるの?とツッコミを入れたくなるほどに喜びを爆発させていましたよね。
彼はヒールレスラーとして鈴木軍の中にいましたが、あの嬉しさ爆発っぷりは見ていて清々しい。
見ているこっちまで嬉しくなったのを今でも鮮明に覚えています。
世界有数のメジャー団体である新日本プロレスのシングルのベルトを巻くということがどれほど難しく、そしてどれほど嬉しいことなのかをランス選手に教えられた瞬間です。
オスプレイ選手がジュニアのベルトを獲った時も、リー選手が獲った時も、兎に角嬉しそうだった。
最近日本人選手でそういったシーンってあったかなと考えると…ありましたかね?
YOSHI-HASHI選手にベルトの素晴らしさを教わった夏
それぞれのプロレスラーがそれぞれの自己プロデュースの元にプロレスをしているので、ベルト獲ったら素直に喜べよ!と強要なんてしませんし、するつもりもありません。
ただ、ベルト戴冠経験のある選手同士のベルトの奪い合いになると、見ている僕たちもベルト自身の価値を忘れてしまうことがある。
今回のNEVER6人タッグ選手権で「ベルトとは何か」を改めてファンに再確認させてくれたYOSHI-HASHI選手。
語弊を恐れずにいえば、YOSHI-HASHI選手の腰で輝いているベルトが、他のベルトをも凌駕する輝きを放っている気さえします。
でも
そこは新日本プロレス。
内心では各々の選手が「俺こそがベルトをもっと輝かせる」という自負があるでしょう。
8.29神宮大会まで10日を切りました。
各々のタイトルホルダーがどのようにベルトを輝かせにくるのかにも注目ですね。
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