あえてスターダストという言葉を持ってきた週プロ
ファンの間ではよく使われる言葉、「スターダスト時代の内藤」。
本人が提唱するわけでもなく、ファンが勝手に歴史を作り出す=一流選手の証なのかも知れません。
このブログでも何度も内藤選手のことを書いてきましたが、これ以上物語性があるレスラーは現れないんじゃないの?と僕は思っています。
野外の神宮でのメインイベント。
その試合に向けての記事であえて「スターダスト」という言葉を持ってきた週刊プロレス。
盛り上げてきますね。
スターダスト時代は不遇?
この記事では週刊プロレスの記事の内容にはふれません(ネタバレは週プロさんの営業妨害になってしまうので)。
ただ、ざっくり読んだ感想は、内藤選手はEVIL選手が好きなんだろうな、ということ。
憎しみとか悲しみとかそういうものではなく、「もっと大きくなれよ」というエールにも感じましたね。
親心的な。
話を戻すと、週プロにあった「夏空に描くスターダスト」という言葉。
このブログの冒頭でも触れましたが、よくファンの間では内藤選手の不遇時代を「スターダスト時代」と表現することがあります。
或いは、制御不能が影をひそめると「スターダスト時代っぽかった」とか言われたり。
週プロがそんなファンの思い浮かべる意味で「スターダスト」という言葉をあえて使ってきたのか、或いは単純にスターダストという言葉の方が神宮の夏空にピッタリだからなのか、そのあたりは不明ですが…
やっぱり「あの技」が夏空に描かれたら、絵になることは確かです。
夏空に描くスターダストプレス
内藤選手の類まれない物語性。
少年の頃に憧れの武藤敬司(当時はムタ)の試合を観ていた神宮球場で、今度は自分が試合をする。
新日本プロレスに入団し、スター、或いは天才街道まっしぐらと思いきや、夢打ち砕かれ、それらを捨て去ってから主役になるという矛盾。
そういった思いを胸に秘めながら、真夏の神宮の夏空にスターダストプレスが舞ったら…。
一本映画でも作れちゃいそうですよね?
『星空に舞った少年-内藤哲也物語-』
とかw
ただ、僕的に今現在スターダストプレスは特別な相手にしか出さない技になっていると思っています。
オカダ・カズチカ
2017年のG1クライマックス決勝でのケニー戦。
そして2018年、2020年の東京ドームメインイベントでのオカダ戦。
今やスターダストプレスは特別な技へと変貌を遂げました。
特に二年越しでオカダ選手に炸裂させたスターダストプレスは、内藤選手のキャリアにとって重要すぎる存在のオカダ選手へのリスペクトにも感じます。
たった一人の選手だけに2年もその技を使わないんですからね。
こういった諸々を踏まえると…僕個人的には
「夏空に描くスターダスト」
よりも、あえて
「制御不能なカリスマ」
が見たい。
「ベルトの方から俺に近づいてくる」
というふてぶてしくプロレスを楽しんでいるカリスマが見たい。
ロスインゴが発足した当初のあのギラギラした内藤選手で、神宮の夏空を照らして欲しいですね。
久しぶりの神宮球場大会ではちゃめちゃに暴れる内藤選手と、それをねじ伏せにかかる王者EVIL選手の「熱い」戦いに期待してます。
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