2021年の新日本プロレスで推したい選手は誰か?当ブログ的に言うのならば、それはYOSHI-HASHI選手とYOH選手です。
昨年新日本プロレスのキャリアで初めてベルトを戴冠したYOSHI-HASHI選手とは対照的に、怪我で戦線離脱してしまったYOH選手。
この二人のレスラーに注目する理由を書いてみます。
堅苦しい内容の記事ではありませんので、是非最後まで目を通して頂けると幸いです。
物事が変わるのは一瞬
一瞬ではなかったが、一瞬と言えるYOSHI-HASHIの強さ
昨年NEVER6人タッグのベルトを見事戴冠したYOSHI-HASHI選手。
長い長い苦しみの時期を経てベルトへとたどり着いた光景は、ファンのみならず同じケイオスの選手にとっても大きな感動となりました。
ここに来るまでさんざん、レスラー、マスコミ、ファンにいろいろ言われてきただろ? でも、本人はよ、着実に一歩ずつ一歩ずつ、ゆっくりだけど着実に前を向いて歩いていた。その証だよ。いいんだよ。何言われようが、何を思われようが、何年かかろうが辿り着きゃいいんだよ。辿り着いただろ、今日。これからよ、今までいろいろ言ってきた野郎共をよ、黙らせるぐらいの試合をすればいいんだよ。なあ、YOSHI-HASHI?
(石井智宏 新日本プロレス公式)
石井選手の言う通り、YOSHI-HASHI選手はいろいろ言われてきた選手です。
当ブログでも何回か取り上げているので、僕自身も「いろいろ」言って来たファンの一人かも知れません。
まさに石井選手の発言は、YOSHI-HASHI選手の「胸の内」を代弁したかのような言葉でした。
着実に一歩ずつ一歩ずつ、ゆっくりだけど着実に前を向いて歩いていた
(石井智宏 新日本プロレス公式)
この言葉にもある通り、ベルト戴冠までは一瞬ではなかった。
YOSHI-HASHI選手は言います、
もしも、つまずいてもね、またね、立ち上がればいいんだよ。それだけ(※大拍手)。明日、明日以降、俺も、そしてあなた方も、何か大きく変わりますように(※大拍手)。何かが変わるとき、そう! 物事が変わるのは、一瞬だー!!(※大拍手)
(YOSHI-HASHI 新日本プロレス公式)
苦しみや批判の長い期間があったのに、それでも尚「一瞬で変わる」と言えるYOSHI-HASHI選手は素晴らしい。
ベルトの価値で揺れる新日本プロレスにおいて、毎試合しっかりと腰に巻かれていたNEVER6人タッグのベルトは、どのベルトホルダーよりも輝いて見えました。
2021年、是非シングルのベルトを戴冠して欲しい。
最高峰のIWGPに挑戦して欲しい気持ちもありますが、どんなシングルのベルトでも良いから立ち向かっていって欲しい。
ベルトへの執念、ベルトを大事にする気持ち、ベルトとは如何にレスラーにとって尊いものなのか。
プロレスラーとベルトの関係性をこれほどまでに「正しく」教えてくれるYOSHI-HASHI選手。
勿論他にも素晴らしいレスラーはいますが、まじりっけなく純粋にベルトと向き合うYOSHI-HASHI選手の存在は、もっと注目されても良いのではないでしょうか。
YOHの「何がなんでも」に期待
昨年の記事です。
今年の記事です。
新日本プロレスのジュニアヘビー級において、大きなインパクトを残せる出来事があるとするのならば、そのキーマンはYOH選手ではないでしょうか。
ヤングライオン当初はその器用さでSHO選手をリードしていた面がありましたが、凱旋帰国後はその器用さがむしろ仇となり、SHO選手にリードを許してしまっている感じがします。
常々先輩方に「感情がない」と言われるroppongi3kですが、SHO選手はシングル戦線でも十分に力を発揮できるところまで到達してきました。
いち選手の立ち位置に関して外野がどうこういう問題ではありませんが、YOH選手にはこの状況をぶっ壊せるだけの力があると思う。
プロレス以外にも発揮しているYOH選手のクリエイティブな感性を、「roppongi3kのSHO&YOH」という枠からはみ出して発揮しなければならない時が近づいているのではないでしょうか。
生え抜きの二人が共に肩を並べroppongi3kとして飛躍していく姿は素晴らしい、しかし彼らが対峙した時に大きなインパクトが生まれると思っています。
この二人のシナジーがあれば、今のジュニアのトップ勢を脅かす存在になり得るのではないでしょうか?
2021年はYOSHI-HASHIとYOHに期待
長い苦しみの期間を経てベルトを手に入れたYOSHI-HASHI選手と、凱旋帰国後すぐタッグのベルトを手に入れたYOH選手という対照的な二人。
しかし、今現在で見ると前者は勢いづいており、後者は大ケガとパートナーのシングル戦線での飛躍もあって焦りがあることでしょう。
YOSHI-HASHI選手にはこのまま突っ走って欲しいし、YOH選手にはぜひとも大きなインパクトを残して欲しい。
そんな願いから、この二人の選手を2021年の注目選手に選びました。
1mmもあり得ないと思いますが、願わくばIWGPインターコンチネンタル王座をかけて飯伏vsYOSHI-HASHIが見てみたい。
中邑選手を神とあがめついに神になった男と、中邑選手の可愛い後輩である男の試合は、多くのプロレスファンの感情を揺さぶる試合になると思います。
というか、いちプロレスファンとしてはこういうカードが見たいのが本音です。
YOSHI-HASHI選手が「俺がそのインターコンチのベルト輝かせてやるよ」って言ってくれたら…。
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