プロレス時評

新日本プロレスの話題を中心にしたプロレスブログ

【G1CLIMAX30】広島大会をふり返る【棚橋弘至】

「また新しい、新日本プロレス」とは何か

【G1CLIMAX30】棚橋弘至と新日本プロレス

 

曲解や大げさな解釈は物事を本質からずらすものです。

それを分かっていながらも、昨日の棚橋選手のバックステージの言葉は気になるものがある。

俺の気持ちは、誰ひとり! 置いていかないから。全員、連れていくから。……(※涙をこらえながら)……ケガで休んでる選手、試合数の関係で出れない選手、みんな仲間だから。柴田(勝頼)選手もそうだよ。絶対、誰ひとり置いてかない。絶対、また新しい、新日本プロレスを作っていきたい。(棚橋弘至 新日本プロレス公式)

涙ながらにこの言葉を語った棚橋選手。

何かが終わって、何かが始まる時の決意?

新日本プロレス内部で新たな動きがあるのでしょうか?

 

今ここに居ない人たちへの気遣い

昨日の棚橋選手の言葉を素直に受け取るのならば、コロナショックや経営陣の人事があれど、「自分たちは一丸となり進んでいく」という決意表明ですよね。

新日本プロレスを作っているのはリング上にいる選手だけではない、会場に来れるお客さんだけではない。

試合に出ていない選手も、見に来たくても来れないお客様も皆で作り上げているんだよ、と。

これは新日本プロレスファンのみならず、プロレスというジャンルを愛するファンの方々にも刺さる言葉でもあると思います。

昨日の棚橋選手の言葉をリアルタイムで見ていた僕は、新日本プロレスという「船」に乗れない選手が出て来るのでは?と直感的に感じました。人員の整理・経費の削減です。

しかし、冷静に考えてみると棚橋選手はそういった「内部」のことを遠回しにでも「外部」に表現する選手ではなく、そのようにファンを不安にさせることは言わない選手でもあると思う。

曲解をせず、素直に棚橋選手の言葉を受け止めたい。

YOSHI-HASHIが変えたもの

【G1CLIMAX30】広島大会をふり返る【棚橋弘至】

 

彼はいったい俺に何連敗すれば気がすむのかな? デビュー戦の相手、俺だよ。それ以降、シングルで何度も対戦したけど、すべて俺の勝ち。なんならさ、アニマル浜口ジム時代のスパーリングを入れても、俺、YOSHI-HASHIに負けたことないからね。(内藤哲也 新日本プロレス公式)

バックステージでお茶目な発言を連発した内藤選手。

しかしながら、試合中の気力ではYOSHI-HASHI選手の方が勝っていた場面もあったと思う。

最後YOSHI-HASHI選手の顔を踏みつけたのも、格の違いというより「焦らせやがって」というアクションにも感じました。

それほど勝利を誇示したい何かが内藤選手にはあったのかなと。

最近のYOSHI-HASHI選手を見ていると、彼自身が変わった以上に、ファンのYOSHI-HASHI選手への見方も変わったのではないでしょうか。

ベルトを獲る難しさ、諦めない意味、折れない心、そして不平不満を言わない強さ。

そういった苦労を乗り越えてきた彼を応援したくなる。

でも、プロレス界の流れは早い。

あっという間に次なる選手が現れ、主役を奪っていくものです。

そして、いまオイ、タッグのベルト持ってるヤツいるじゃねぇか。俺はな、このNEVERの6人のタッグベルト、持ってるだけで、誰が満足するか、バカヤロー!(YOSHI-HASHI 新日本プロレス公式)

どんどん欲を出して、いろんなベルトに絡んでいって欲しい。

個人的にはケイオスの先輩、中邑真輔が持っていたインターコンチネンタル王座に挑戦するYOSHI-HASHI選手が見たいかなと。

 

今目の前にある新日本プロレスを楽しむ

様々な憶測や噂の飛び交う新日本プロレス。

会社の誰が、どの興行に、どれだけ手腕を発揮したのか?

それは新日本プロレスにしかわかりません。

今開催されている興行(並びにストーリー)が今計画したものなんてことはなく、向こう2,3年の計画ベースで興行は組まれていると思います。

そうでなければ会場をおさえることは出来ないし、レスラーとも「交渉」ができません。

ネガティブな情報が増えると、気持ちがそちらに流れてしまう時があります。
しかしリング上での素晴らしい戦いはずっと続いています。

何があっても歩みを止めない選手たちに敬意を持ち、今この瞬間のプロレスを楽しんでいきたいですね。

≪END≫

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