プロレス時評

新日本プロレスとAEWの話題を中心にしたプロレスブログ

【新日本プロレスとコロナと観戦マナー】各々の倫理観に委ねることほど脆弱なものはない理由

7月14日

 

苦しい状況を乗り越え、有観客試合を開催した新日本プロレス。

しかし、会場内のマナーについてザワザワとしている感じがします。

いちプロレスファンとして、正解不正解を導き出すのではなく、どうすればよりよい観戦マナー遵守へと近づくのかを考えてみたい。

【観戦マナー】時にはルールを「強いる」ことも大事

新日本プロレスからの「お客様へのお願い」を確認

観戦マナー

多分、問題になっているのは右下の「大声での声援や応援はお控えください」というものでしょう。

「大声での声援や応援はお控えください」

日本語って難しい。

 

あいまいさを排除する

「大声での声援や応援はお控えください」

というファンへのお願いは、やや曖昧な気もします。

いや、曖昧と受け取ってしまう人もいるのではないでしょうか?

新日本「ファンの皆様、大声での声援や応援はお控えください」

ファン「大声の基準教えてくれる?」

ファン「声援でも応援でもない、批判だ。あんな結末納得できないよ。批判だから。」

ファン「他の人も声出してたよ?なんで俺だけにいうの!?」

これは僕の中で架空に生み出したファン像なので、全てのファンのことを言っているわけではありません

こんな人いないでしょ?と思うかも知れませんが、いるかも知れません。

あるいはこういったマインドを持ち、今後会場に足を運ぶ方もいるかも知れない。

ならばいっそのこと

会場内で一切声は出さないで下さい

と忖度なしで決めてしまった方がいいのでは?

やや極端な言い方ですが、ファン各々の倫理観に委ねるよりも、決めてしまった方が早くて管理も楽なのではないでしょうか。

勿論、体調が悪いとかそういった緊急事態の場合は声を出してOKなことは言うまでもありませんが。

 

選手を応援したい気持ち、怒り、悲しみ、その感情は全て正解。でも…

特定の選手に怒りをぶつけたい気持ち、特定の選手が勇敢に立ち向かうのを応援したい気持ち、全て正解です。

ただ、レスラーの素晴らしいプロレスを観ることができるのも、感染に細心の注意を払うことで実現しうることです。

だからこそルールが必要になってきます。

もしここでクラスターが発生すれば、プロレスに限らずエンタメ復活への火も消えるかも知れない。

会場内で一切声は出さないで下さい

もしこのようなルールが発令されたら、それはハラスメントだろう!と感じる方もいるでしょう。

しかし、ルールを順守しているファンが割を食ってしまうようになると「もう会場には見に行かない」というケースになる可能性もある。

興行はこれからも続きます。

興行のたびに観戦ルールでイライラしてしまうファンが出てきたら健全でない気がするし、ならば、思い切ったルールの発令も必要なのではと思った次第です。

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