通常の時期とはずらしての開催となる今回の『G1 CLIMAX 30』。
「G1の季節だよー」というファンファーレとともに、いたるところでプロレスファンの妄想が始まります。
外国人選手の参戦も展望の鍵になってくるとは思いますが、果たして今回のG1はどのような大会になるのでしょうか。
まずは、おきまりの消去法からはじめて見ましょう。
記念すべき30周年大会の展望は?
G1クライマックスあるある其の一「所属以外は優勝できない」説
「別に所属以外でもいいだろ」という意見もありますよね。
でも、現在G1クライマックスは「東京ドームのメインイベンター決定トーナメント」的な側面もあります。
よって夏から年をまたぐまで興行に参加できる選手でなくてはいけないし、他団体のセグメントに干渉しないこともポイントです。
G1の優勝者が他団体のトーナメント一回戦で敗れるなんてことは、「プロレス」ではまず起こってはいけないことですし。
G1クライマックスあるある其の二「タイトル保持者は優勝できない」説
これもG1クライマックスの価値を高める上で大事なこと。
現在のプロレス界は二冠戦ブームとも言えますが、本来タイトルにはそれぞれの意味があるものです。
NEVERにはNEVER、インターコンチにはインターコンチ、IWGPヘビーにはIWGPヘビー、そしてG1覇者にはG1覇者の意味がある。
「二冠ってどういう意味あるの?」
という声もささやかれる中、新日本プロレスはそろそろ各々のベルトやタイトルを本来の形に戻しに来るのではないでしょうか。
そう考えると、ますますタイトルホルダーがG1を制することは難しそう。
で、G1 CLIMAX 30の展望は?
記念すべきメモリアルな30周年大会。
現在無冠のオカダ選手がそろそろG1覇者に返り咲きそうな気配がします。
そしてSANADA選手。
昨年はSANADA祭りとも言うべき注目を集めていましたが、今年は目立った何かがまだありません。
同世代のオカダ・EVIL両選手がIWGPを掴んでいる中、そろそろSANADA選手にも格が欲しいところですが…彼は所属選手ではないという説もあるので…そのあたりも鍵になってくるでしょう。
さらにジェイ・ホワイト選手。
二十代ながら昨年のG1、いや一年を通してファンに見せてくれたものは素晴らしかった。
ダークヒーローブームの中であえて根っからの悪を貫いた彼、棚橋選手の評価が高いことも納得です。
バッドエンダーとなったEVIL選手とジェイ選手のヒール争いにも注目したい。
ジェイ選手が本当にEVIL選手を認めているのかも気になるところです。
Now you Evils boy?? https://t.co/FC06yxKqOR
— Switchblade (@JayWhiteNZ) 2020年7月20日
G1はまだまだ先です。
この先の展開によってまたいろいろと変わってくるかも知れません。
例年とは違い特殊な形で興行をしなければならない今年のプロレス界ですが、僕たちファンも健康に、そして観戦マナーに留意し、プロレスを楽しんでいきたいものです。
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