内藤哲也の物語は終わらない
大分前ですが、このブログにてこのような記事を書きました。
簡単にいうと、内藤選手ほど物語性に富んだ選手はいないですよね、という内容です。
スラムダンクの三井寿のように紆余曲折を経て歩んでいくプロレス人生は、ある種の物語です。
2020年の1月5日、二冠達成は区切りのような感じもし、嬉しいようでどこか寂しい印象を持ったファンの方も多いのではないでしょうか。
しかし、まだその物語は終わりではありません。
持ってる男・内藤哲也
この東スポの記事の中では
前回の神宮決戦ではメインでムタとニタの「ノーロープ有刺鉄線バリケードマット時限装置付き電流地雷爆破ダブルヘルデスマッチ」が行われた。当時高校2年の鷹木はテレビ観戦でニタを応援。後年のアニマル浜口ジムで、ムタ派だった内藤哲也(38)と激論を交わした思い出がある。
という記述があります。
当時高校2年生だった内藤選手は、実際1999年8月28日の神宮大会をスタンドで観戦していたらしい。
憧れのレスラーである武藤敬司(ムタ)の対角線には大仁田厚(ニタ)。
現在、その大仁田選手は鷹木選手と共闘を思わせるような発言もしていますよね?
大仁田選手の嗅覚も素晴らしいですが、こういった物語が勝手に作られてしまうところに、内藤選手はやはり「持ってる」という感じがします。
神宮の地で内藤哲也は思い出を超えることが出来るのか?
武道館でも、後楽園でも、ドームでも、そして今回の神宮大会でも、常にそこには内藤少年がいます。
いわば彼の思い出です。
そういった過去と現在を同時にプロレスに込めることが、内藤選手に感情移入するファンが多い理由の一つかも知れません。
今回の神宮大会は、内藤選手自身としても高校時代の思い出の一つである大仁田厚の存在が脳裏を過るはず。
その大仁田選手はというと、すばらしい嗅覚を存分に発揮しすでに「対新日本プロレス」というアングルを勝手に作ろうとしていますw
僕は大仁田選手の試合をリアルタイムでは見たことはないのですが、影響力のあるレスラーということは知っています。
今回のようにプロレスへのどん欲な嗅覚を見る限り、「ファンを飽きさせない仕掛け」をぞんぶんに放り込んでくる可能性は高い。
内藤選手と大仁田選手との直接的な絡みはないにせよ、1999年8月28日の神宮大会=当時の思い出を超える熱狂を生み出せるかも、一つの戦いになってくるでしょう。
「またぐなよ」から「あっせんなよ」
もし大仁田選手が新日本プロレスに乗りこんできたら?
これはこれで面白い。
かの有名な「またぐなよ」を言うレスラーは現れるのか?
僕個人的には、内藤選手から大仁田選手に向かって是非「あっせんなよ」と言って欲しいものです。
今の新日本プロレス的になさげな展開だと思いますけれど…。
でも
『KOPW2020』をよくよく考えると、やはり電●爆破もあっても良いコンテンツのような気も…。
いやむしろその導線な気もw
プロレスには「NEVER SAY NEVER」という言葉があります。
神宮大会まで何が起こるのか?いろんな妄想を膨らませながら楽しみたいものですね。
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