無観客試合の是非
世界中のプロレス団体と同様に無観客試合が続くAEW。
しかし、着実にストーリーは進んでいます。
ソープオペラ=ストーリーとスポーツライクなプロレスがほどよくミックスされたAEWにおいて、やはりそのストーリーの部分が果たす意味は大きい。
「観客」と「レスラー」と「戦い」というプロレスの三角形において、無観客試合はその「観客」の部分がありません。しかしストーリーは配信でも十分にファンへ届きます。
マット・ハーディーが現れた、”EXALTED ONE”はブロディ・リーだった…
各団体においてプロレスのスタイルに違いがあり、単純に比較はできませんが、動きが止まっている状態にある新日本プロレスのことをつい考えてしまう。
ニュージャパンカップ後の展開は、いったいどのようなものだったのでしょうか?
ニュージャパンカップは誰が主役だったのか?
ニュージャパンカップ自体の中止もアナウンスされていない状態で、ニュージャパンカップの主役は「誰だったのか」を考えることはおかしいのかも知れない。
しかし、仮に主役を「X」と仮定した時、その「X」を軸にどんな展開が待っていたのか気になるところです。
スポーツライクをモットーとする新日本プロレスでは
「戦わずして展開は非ず」
なのでしょうが、試合が延期されるほどその「X」を軸とした展開が後ろ倒しになっていく。まだそれは良い方で、「X」自体の見せ場がごっそりなくなってしまう可能性だってありますよね。「X」がかわいそう…。
そう考えると、しかるべき展開を伝えるという意味では、無観客試合は有りなのかも知れない。
東京でロックダウンが実施されれば、より観客を集めるということから遠のいてしまう現在において、新日本プロレスの「一手」はあるのでしょうか?
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