KENTA選手のAEW参戦よりも、団体と団体の対抗戦的な印象が強いジュース・ロビンソンとデビッド・フィンレーのインパクトレスリングへの参戦。
フィンジュースというタッグチームでインパクトに降臨した彼らは、普段のユニークな印象がありながらも、日本のリングとは違うシリアスな雰囲気も漂わせていました。
やはり、対抗戦や他団体参戦の醍醐味はこういった「普段とは違う顔」が見れることです。
フィンジュースに興味のない新日本プロレスのファンにも、新日本を背負って戦うフィンジュースは頼もしく見えたのではないでしょうか?
ヤングライオンから成熟したライオンへ
グッドブラザーズ
フィンジュースが完勝したあとに現れたグッドブラザーズ。
フィンジュースをヤングライオン時代のことも含めこき下ろすものの、フィンジュースもすかさず反論します。
やはり日本のリングと違い英語でコミュニケーション出来ることは強みですよね?
アメプロには欠かせないスキット(寸劇)もスムーズに展開されます。
特にジュース選手に関してはその経験から「収録」もお手の物なのか、マイクを持ってもリラックスした表情をしていました。
元新日本プロレスのセンパイを目の前に、他団体のマットで堂々としているフィンジュースには頼もしさしか感じません。
彼らにとって新日本プロレス=日本がホームですが、言語的な部分を考慮すればアメリカのマットの方がやりやすい部分もあるでしょう。
まさにUS仕様のフィンジュース。
でも、願わくばコスチュームは揃えて欲しかったw
今後フィンジュースがインパクトのタイトルに絡んでいくのかも気になりますよね?
AEW、IMPACT、NJPWの協業は「ネタ切れ」が心配
今のところ、この三団体の協業のキーワードは
「バレットクラブ」或いは「ニュージャパン」
が主だったものです。
三団体をつなぐもっとも簡単な導入として上記の二つのキーワードが使われることは常とう手段とも言えるでしょう。
しかし、この二つのキーワードを取ったら急速なネタ切れ感も否めません。
特にインパクトに関してはグッドブラザーズ(アンダーソン&ギャローズ)が新日本プロレスと協業をする上で大きな生命線でしょう。
個人的にはバレットクラブを中心としたストーリーも興味深いですが、そのストーリー以外の選手たちの絡みも見てみたいですね。
皆若ぇ…。
US仕様の頼もしいフィンジュースを応援しよう
正直な感想を言えば、僕自身それほどフィンジュースに関心があったわけではありません。
新日本プロレスという「箱」としてプロレスを楽しんでいるので、個別の誰がどうということがない、八方美人的なファンだからです。
しかし、日本のリングで見るフィンジュースとは違った魅力が海外のリングにはあった。
それは「新日本プロレスを背負って戦う」彼らへの頼もしさなのかも知れません。
今、新日本プロレスの興行への評価は厳しいものがあります。
コロナという時勢があれど、観客動員数が如実にそれを示しています。
中には「もう新日本プロレスを見たくない」というファンもいるかも知れません。
そんな時はバッサリ新日本プロレスを切って、別の団体を見ることも良いでしょう。
新日本プロレスしか興味がないのならば、プロレスというもの自体から離れてみるのも良いかも知れません。
しかし、NJPW STRONGや他団体との協業のように、新日本プロレスには新しい側面があることも事実です。
現在の新日本プロレスの興行内容に飽き飽きしているのならば、頭を空っぽにしてKENTA選手やフィンジュースの活躍を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか?
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