いよいよ目前に迫っていた『レスリングどんたく 2021』福岡国際センター大会。
メインイベントでは現IWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイと挑戦者鷹木信悟がぶつかります。
ジュニアから新日本プロレスに参戦し、ヘビー級に転向した二人。
オスプレイ選手は一足早く新日本プロレスの頂点を掴みました。
NEVER戦線で素晴らしい戦いを見せていた鷹木選手にとって、IWGPへの挑戦はドラゴンゲートから退団したあとのプロレス人生の総決算と呼ぶことが出来るでしょう。
ザ・ドラゴンという異名をひっさげ新日本プロレスにきて2年と7ヵ月、まさに今大一番が始まろうとしています。
※2018年の10月8日入団からカウントして2年と7ヵ月(2021年5月現在)※
【頂点への道】ベストバウトかIWGPか
ドラゴンスレイヤー・オスプレイ
ドラゴンスレイヤーと自らを誇示し、ドラゴン対峙に向かうオスプレイ選手。
昨年のG1よりも大分シェイプアップされた身体でキレのある動きにもより磨きがかかっていました。
オカダ選手が言っていた通り、これまでの外国人選手の中でも最強の部類に入るレスラーでしょう。
ヒールになったとはいえ、その戦いぶりや言動はベビーフェイスさながらユナイテッドエンパイア。
反則や介入のない戦いで相手をねじ伏せるのが真骨頂になっていますよね?
当然、5.4のメインイベントでもオスプレイ選手は正攻法でくるはずです。
となると、双方に期待されるのはベストバウト級の戦いでしょう。
しかし、ベストバウトとIWGPを掴むのはまた別の話のような気もします。
ベストバウトかIWGPか
オスプレイと鷹木=ベストバウトを生み出せる。
それゆえ「そういった戦い」を期待するファンは多いでしょう。
がしかし、何が何でも結果が欲しければ、鷹木選手は「きれいな試合」よりも「勝ちに徹した試合」をするべきではないか。
2人が素晴らしい試合をすることはもう誰しも理解している事実です。
その上で鷹木選手にはプラスアルファの何かに期待してしまう。
別に、反則介入をしろと言いたいのはありません。
ニュージャパンカップ決勝で一瞬だけ「キレた」場面ありましたよね?飯伏選手のプッツンにも似た表情。
ああいった怖い鷹木選手がみたいんです。
SANADA、内藤がつないでくれた勢いを胸に
私見ですが、勢いに乗るオスプレイ選手の牙城を崩すのは簡単ではないと思います。
なぜなら、鷹木選手の情熱にも負けないほど、オスプレイ選手からもIWGPへの強すぎる情熱と責任感を感じるから。
しかし、同じロスインゴのパレハであるSANADA選手と内藤選手はそれぞれヘナーレ選手とオーカーン選手をくだし、鷹木選手へ勢いをつなぎました。
或いは、かつてのドラゴンゲートの仲間たちも鷹木選手の勝利を願っているのかも知れません。
まさに鷹木選手の総決算、勝ちにこだわる試合がみたいですね。
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