ハロルド・ジョージ・メイ社長が新日本プロレスを退任
昨日9月29日に飛び込んできたこのニュース。
いつかこんな日がくるだろうと思っていましたが、いざそうなると「残念だなぁ」という気持ちになってしまいます。
プロ経営者として新日本プロレスのリングに颯爽と現れたメイ社長。
華々しい経歴、堪能な語学、よからぬ噂があれば社長自ら発信する対応能力と、頼れるリーダーでした。
退任の理由は知る術もありませんし、もしかするとこれから情報が出て来るかも知れません。
新たに社長となった大張高己社長は何かとメイ社長と比較されるかも知れませんが、大張社長なりの経営手腕で新日本プロレスをけん引して頂ければと思う次第です。
メイ社長、お疲れ様でした。
内藤哲也の勝敗予想参戦とSANADAについて
もし俺がファンで、今新日本プロレス・ワールドを見ていたら。『長岡はSANADAが勝つかな』って予想するでしょう。俺がプロレスファンだったら、間違いなく予想するよ。(中略)今のSANADAにそういう甘さはいらないよ。次の長岡で俺に敗れ、早々と『G1 CLIMAX』脱落することこそ、今のSANADAにはもしかしたら必要なことなのかもしれない。ここで悔しさを味わうことこそ、将来のSANADAに役に立つのかもしれない。(内藤哲也 新日本プロレス公式)
バックステージにて長岡の対SANADA選手戦へ向け勝敗予想に参戦してきた内藤選手。
プロレスの見方は人それぞれなので、何が良いとか悪いとかはないのですが、プロレスラーとして勝敗予想に踏み込んでくるのはなかなか興味深い。
内藤選手に限らず、僕もSANADA選手の「内藤越え」が長岡で実現するのでは、と思っている人間です。
このG1の超眼玉カードの一つとも思っています。
そんなファンの予想を自らかき回しにかかるプロレスラー・内藤哲也。
そしてまた
「ここで悔しさを味わうことこそ、将来のSANADAに役に立つのかもしれない」
とまで言い切って見せました。
今回のG1の内藤選手、いつもと違う感じがしますよね?
王者の貫禄か、それとも責任感か
短期政権に終わった前回のIWGPヘビー級時代とは別に、長期政権を築く今回の内藤政権。
G1での戦いの充実ぶりを見ると、オカダ・棚橋という両巨頭のイメージの強かったIWGPヘビー級王者像の中に、内藤選手もしっかり入り込んできたのではないでしょうか。
内藤選手は立ち位置的に
「俺が新日本を救う」
「俺がプロレス界をけん引していく」
というような発言をする選手ではありません※スターダスト・ジーニアスの頃はそうだったかも知れませんが※。
しかしながら、今現在の内藤選手はヒールとかベビーとかダークヒーローというカテゴライズを軽く飛び越えてしまうほどの、唯一無二のけん引力がそこにある。
タイチ選手の言葉を借りるのならば、「横綱」感が出てきた、とも言えるのではないでしょうか。
だからこそ
「ここで悔しさを味わうことこそ、将来のSANADAに役に立つのかもしれない」
という言葉に説得力が増し、勝敗予想を分からなくしてしまうんですよね。
今こそ「欲」を出すとき
内藤選手がSANADA選手に期待する部分がかなり大きいのは、誰の目に見ても明らかです。
かつてケニー・オメガに「欲の無さ」を指摘されていたSANADA選手。
今のSANADA選手にとって一番欲しいものは、内藤選手の持っているベルトに違いありません。
今回の手厳しい内藤選手の「煽り」でSANADA選手の欲に火が付くかどうか、それがリング上で見れるのか、注目したい。
コスチュームも一新し、
「THE BEGINNING OF SKULL END」
というテーマも掲げた?SANADA選手。
連敗という苦しい状況ですが、内藤選手を倒し彼の”BEGINNING”はスタートするのでしょうか?
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