プロレス時評

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ロンブー淳の赤い髪に見る「タメ」の素晴らしさ

田村亮が活動再開へ

ロンブー淳の赤い髪に見る「タメ」の素晴らしさ

ロンドンブーツ1号2号の田村亮氏の活動再開のニュースを見ていると、そこには相方・田村淳氏の笑顔と「赤い髪」がありました。

その赤い髪を見た瞬間「あ、ロンブーだ!」と感じた方も多いでしょう。

活動再開というきっかけではありましたが、久しぶりにこの光景を見れて、感慨深いものがありました。

 

プロレスにとって「タメ」とは何か

プロレスの醍醐味

ケニー・オメガと飯伏幸太。

この2人にはいつか来るかもしれない出会いの瞬間という「タメ」が存在します。

ライガー鈴木みのる戦も、飯塚高史がオカダ・カズチカに見せたテクニックも、内藤哲也のスターダストプレスも、花月と里村明衣子のシングルマッチも、全てに当てはまること。

上記はあくまでも最近の出来事ですし、過去にも様々な団体・選手の間で、このような「タメ」は存在したはずです。

この「タメ」もまたプロレスの醍醐味の一つですよね。

 

「タメ」はレスラーとファンが作り出すもの

2,3年、或いは10年以上の時を経てその「タメ」を体感するには、プロレスを長く見ていくことが大事です。

過去の情報はいくらでもネットで掘り返せますが、リアルタイムでプロレスを観つづけた方が、「タメ」が訪れた時の感動は格段のものになるでしょう。

そしてプロレスラーもプロレスをし続けるからこそ、ファンにそういった「タメ」の感動を与えることが出来るのかも知れません。

 

特別な人や場所

「スターダストプレスが出来ないんじゃない、やらなかっただけ」

内藤選手のこの言葉は彼の意地というよりも、東京ドームのメインイベント、そしてオカダ・カズチカ選手という運命の相手への特別な何かにも感じます。

軽はずみに出す技ではない、それが何年経とうととっておきの人にしか使いたくない技。

プロレスにとって「タメ」というものは副産物なのかも知れません

しかし、それはプロレスをし続けるレスラーとそれを見続けるファンへの「ギフト」とも言えるのではないでしょうか。

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