プロレス時評

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階級分けは形骸化するのか

階級分けについて考える

あなたは階級分けについてどう思いますか?

新日本プロレスのマットに久々に登場したマーティー・スカル。

そこでジェイ・ホワイトとの戦いを宣言しました。

「階級を超えた試合」ではありますが、海外のファンにとってはジュニア対ヘビーというよりも、マーティー・スカル対ジェイ・ホワイトという、いちレスラー同士の戦いという見方が普通でしょう

この記事では、階級分けについて考えてみます。

階級分けのメリットとデメリット

まず、新日本プロレスの階級分けについて、公式に記載されている基準を確認してみましょう。

IWGP各選手権ルール(プロレスリング競技者規約抜粋)

第二条

新日本プロレス認定の選手権試合には次の体重二階級を設ける。
一、ヘビー級100.00キロ以上
二、ジュニアヘビー級100.00キロ未満

(引用:新日本プロレス公式サイト)

嘘だろw

とツッコミを入れられることが多いこのルールですが、そこはプロレスという感じでなぁなぁになっている感もありますよね。

果たして当のレスラーたちにとっては、そして新日本プロレスにとってなぁなぁで良い問題なのでしょうか?

階級分けのメリット

階級分けによるメリットは、公平性です。

2メートルのレスラーを160センチのレスラーが倒す、とはなかなか考えにくい。

番狂わせ的な結末もありますが、番狂わせ=小さい方が負ける、という前提であり、あまり良い見方ではありません。

階級分けのデメリット

ではデメリットは何か?それはカードにマンネリが発生するということ。

他団体と盛んに交流をするのならばまだしも、自分の団体だけでそれをやろうとすると、どうしてもカードに行き詰ってしまう。

今の新日本プロレスは層が厚いように見えますが、特定のレスラーが特定のベルトに絡むことが多く、それゆえ「またかよ」感がありますよね。

階級分けを見直す時

階級分けは強さを担保する装置。

メリットの部分で書いたように、階級分けは体格的な公平さを保つものです。

決められたウエイトで争うことは、その体格の選手にとって大型の選手と戦うことよりも強さを担保出来る。

担保できないと、タッグマッチや6人タッグマッチを見れば、ジュニアの選手が生贄になることが多く、公平さが欠けていることは明らかです。

それゆえ、スポーツライク=競技性を重視する新日本プロレスでは、階級分けは非情に大事なものですよね。

階級分けは形骸化するのか

オスプレイとオカダ、ヒロムと内藤、マーティーとジェイ。

今までも、そしてこれからもこういった夢カードは出てくるでしょう。

どれもスペシャルシングルマッチに相当する好カードです。

僕は「階級分けは絶対だ!」とは思っていません。

ですが、せめてタイトルマッチの基準は見直した方が良いのかなと。

一、ヘビー級100.00キロ以上
二、ジュニアヘビー級100.00キロ未満

ではなく、

一、ヘビー級体重制限なし
二、ジュニアヘビー級100.00キロ未満

とか。

新日本プロレスは、スポーツライク=競技性のあるプロレスを海外の団体との差別化にあげてます。

メイ社長のいうところの、プロレスに茶番がない、ということ。

でも、上記のルールを守れていないことこそ、茶番とみなす海外ファンもいるかも知れませんよね。

プロレスリング競技者規約には

本規約は新日本プロレスが認定したものであり、本規約は、厳粛に遵守、服従しなければならない。

(引用:新日本プロレス公式サイト)

と書いているのですから。

あくまでもタイトルマッチの話しであって、通常のシングルマッチへの警鐘ではありませんので、誤解なさらぬように。