コロナ対策の一環で声援を挙げることが禁止されているプロレス界。
静かな空間に響き渡るレスラーの「プロレス音」はそれはそれで臨場感があり、面白い。
さざ波のように押し寄せては引く手拍子や拍手も奥深いものがある。
でも、そんな上品さはプロレスに似合わない。
レスラーのみならずファンもありのままの感情を「叫び」としてぶつけるのがプロレスの魅力でもあると思う。
プロレス界にいつ「叫び」は蘇るのか?
熱狂の根源
最初に断っておくと、自分は会場で絶叫するタイプではありません。
どちらかと言うと隅っこで静かに観戦したいタイプ。
最近はもっぱら会場に行かず、自宅で観戦しています。
しかし、やはりプロレスに声援は欠かせない。
例えば、大物選手のサプライズ入場や、凱旋帰国した選手の入場に歓声がないのは悲し過ぎる。
或いは、ここ一番で踏ん張っているレスラーの気迫に対し、大声で応援出来ないのは寂し過ぎる。
それは会場にいる人、映像として観戦する人に大差はないでしょう。
日本のリングではなく海外のリングで鈴木みのるの「風になれ」が大合唱されることは、いちプロレスファンとして羨ましくもあるのです。
いつ「叫び」は蘇るのか
声援や歓声は「叫び」なのか?
声援や歓声という言葉にはお上品なイメージがあるが、「叫び」にはどこかアグレッシブなイメージがあるでしょう。
僕の中では、ここ一番の時に心の底からレスラーを後押しする声は、まさしく「叫び」に近いものがある。
寧ろ絶叫とも呼べる瞬間もあるほどに。
それは単なる応援ではなく、ファン個々人の日頃のうっ憤などが一気に噴き出す瞬間ではないか。
プロレスはお上品なジャンルに変わりつつあるが、決してそうではありません。
今、会場では声援をすることは禁止されています。
リング上での熱い戦いにさらにファンからの「叫び」が加われば、プロレス界はより輝きを取り戻すのではないでしょうか。
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今週のお題「叫びたい!」