プロレスに限らず、どんなことでも全員の同意を得ることなど不可能です。
反対の意見があるから客観性も生まれるし、自分に相反する意見があることを意識しながら生きることこそ「大人」なのです。
と、一丁前なことを冒頭に書きましたが、KENTA選手に勝利した飯伏選手の風当たりがやや強い。
賛否があるのは当然ですが、否がちょっと目立つような気がします。
この記事ではその理由を自分なりに考えてみたいと思う。
賛否の理由は何?
場外カウントはギリギリセーフ?アウト?
遠回りしに書かずど直球で指摘するのならば、場外カウントへの「違和感」とでも言えることが「2回あった」から。
先に僕の感想から言うと、「ギリOK」です。
この「ギリOK」というのは、プロレスというジャンル特有の魔法のようなものです。
プロレスって摩訶不思議なことが起きますよね?
同じスリーカウントでもダリの絵画並みに時空が歪んでスローになる場合もあるし、場外カウントも同じ1秒が1.5秒になったりもする。
ナインティーン!
が
ヌゥアイテゥイゥィィィィィィィィィィィィィーーーーーーーン!
になったりもするのです。
でも、それもプロレスの魔法なんです。
その一つとしての「ギリOK」なのです。
しかし、その「ギリOK」を認められない方もいるでしょう。
「あれは2回ともアウト、許せん」
という意見があることもわかります。
読者の皆様はセーフでしたか?それともアウトでしたか?
G1男、飯伏幸太
壮絶マッチの末にKENTAを撃破して、史上初“4年連続”『G1』優勝決定戦進出!
まさにG1男になりつつある飯伏選手。
「G1のGはゴールデンスターのG!」
になっちゃうの?
G1連覇、ベルト統一、初代王者、4年連続”『G1』優勝決定戦進出・・・
勲章モリモリの飯伏選手には、当然アンチになるファンも多いかも知れない。
しかし、どんなジャンルでもスターにはアンチがつきもの、いやアンチがいるからこそ客観性が生まれ、より強い人間になっていくのです。
今回の結果に
「つまらん」
という意見もある。
しかしそういう意見を背負いながらプロレスをしていくことが、飯伏選手の「僕は何からも、逃げない! 負けない! あきらめない!」という言葉の証明になるでしょう。
飯伏選手の結果に満足できないファンの気持ちもわかります。
しかし、その結果もまたプロレスというジャンルの面白さなのかも知れません。
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