ジュニア対ヘビーは階級分けを採用しているプロレス団体にとって一つのロマンです。
明らかに体格差のあるもの同士のマッチメーク。
例えば、ファレ選手vsBUSHI選手のような組み合わせです。
しかし、昨日10月9日のジュニア対ヘビーは、一見するとジュニア対ジュニアの戦いに見えてもおかしくはなかった。
高橋ヒロムvs石井智宏。
ジュニア対ヘビーに関して、石井選手の言葉が印象的でした。
高橋ヒロムへのエール?石井智宏の金言
高橋ヒロムの向上心
ジュニアのベルトを巻きながらヘビーのベルトも巻く。
常々こう公言するヒロム選手の飽くなき向上心は素晴らしい。
ゆえにヒロム選手の対ヘビーの試合は話題になることが殆どです。
最近ジュニアの新弟子についても苦言を呈したヒロム選手。
ジュニアへの思い入れが満ち満ちていますよね。
しかし、その向上心や猪突猛進的な様子は、ある側面からすると別の理解をすることもできるのです。
それが石井選手の言葉です。
ジュニアは凄ぇんだっていう試合を常にやれよ
小さい・イコール・ジュニア、そういう概念はねえんだよ。それから、お前がいつも言ってる“対ヘビー”、それを常々口にするのはな、お前の気持ちのどっかに、やっぱりヘビーの方が凄ぇんじゃねえか、ヘビーの方が激しいんじゃねえか、そういう気持ちがお前自身にあるからだよ。
わかりみが深い。
時と場合によりますが、一般社会でもこういうことはあります。
〇〇はこうだ、〇〇はこうなっている、〇〇は・・・
向上心のある人間ほど、ターゲットを明確にしてそれを仕留めにかかる。
そのターゲットへの最短の方法を導き出したり。
しかし、時にそれが過剰になってしまうこともある。
〇〇はこうだ、〇〇はこうなっている、〇〇は・・・
「じゃあ君自身はどうなんだ?」
こう切り返されると黙りこんでしまうパターンがあるのです。
石井選手はヘビー級にいながらも、身体の小さい大きいを口にしない選手です。
要するに、自分自身のプロレスが自分以外に通じるかどうかが大事で、そこに身体の大小は関係ないのです。
高橋ヒロムに期待
石井選手にしてみれば、体重は100キロながら上背を考えれば毎日が対ヘビーのような日常です。
ヒロム選手が公言することを、石井選手は心の中にしまい込み、常に試合をしているのです。
それは石井選手に限らず、ザック選手や飯伏選手、KENTA選手にも言える事かも知れません。
石井選手の金言をどう受け止め、どう実践するのか?
今後のヒロム選手に期待したい。
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