新日本プロレスのカリスマレスラー内藤哲也。
絶賛開催中のG1クライマックス31は怪我で全戦欠場となりましたが、そのカリスマぶりは依然変化はありません。
メキシコ遠征から帰国してから「運命=デスティーノ」となずけられた技をフィニッシャーに使用していますが、やはり彼の代名詞はスターダストプレスです。
現在はとっておきの相手にしか繰り出さない技になってしまいましたが、その技の開発にはちょっとした秘話があったようです。
内藤哲也、田中稔、プリンス・デビット
田中稔
YouTubeチャンネル「玉川ボールのスリーカウントは叩かせない!」に出演した田中選手。
そこで内藤選手のスターダストプレスに関する面白いエピソードを語っていました。
若手の有望株だった内藤選手。
立場的に言えば、当時の田中選手は内藤選手の先輩です。
とある会場で、内藤選手は田中選手に「ファイヤーバードスプラッシュの練習をしていました」と伝えます。
しかし、内藤選手は先輩の田中選手が同系の技を使っていたので、別の技を考案することになったのです。
その時に思いついたのが、当時金本選手が使っていたローリングセントーンをトップロープからやってみようというアイデア。
金本選手はセカンドロープからですが、内藤選手はトップロープ。
滞空時間も長くなり、自然と体が半回転してしまう。
これがスターダストプレスの原型とのことです。
もし田中選手がファイヤーバードスプラッシュを使っていなければ、今頃スターダストプレスはファイヤーバードスプラッシュの形になっていたのかも知れません。
ファイヤーバードがファイヤーボール?
ちなみに田中選手のファイヤーボールスプラッシュの名前の由来が面白い。
元々はファイヤー「バード」スプラッシュが正式名称です。
田中選手が技の練習中に、それをみていたプリンス・デヴィット選手が
「ファイヤーボールスプラッシュ」
と話しかけて来ました。
デヴィット選手の発音が良過ぎて、田中選手には
「ファイヤーバード」
が
「ファイヤーボール」
に聞こえたらしい。
田中選手は瞬時にそのことに気づいたのですが、「ファイヤーボール」の方が自分にマッチしていると思い、ファイヤー「ボール」スプラッシュになったそうです。
必殺技秘話の面白さ
内藤選手と田中選手の間でもこれだけ面白いのなら、他の選手も沢山ありそうですよね。
例え形が同じであろうと、それぞれのレスラーにそれぞれの逸話がある。
また同じような秘話を見つけたら、記事にまとめたいと思います。
≪END≫
≫≫【ブログランキングに参加しています】クリックにて応援して頂けると嬉しいです!国内外のプロレス最新情報も読めます!