東京ドームのメインイベントへの道は険しい。
新日本プロレスの中でも一握りのレスラーしか到達できません。
しかもそこで勝つとなるとさらに狭き門になってしまう。
今、新日本プロレスの中でその栄光を掴みながらも不本意な気持ちのままプロレスを全うしているレスラーがいるとするのならば、それは内藤哲也かも知れない。
因縁の、盟友の、そしてライバル以上の関係であるオカダ・カズチカを下し、二冠王になった内藤選手。
ドームに押し寄せた多くの観客の前でデハポンの大合唱と思いきや、KENTA選手の襲撃にあってしまい合唱は出来ませんでした。
東京ドームのメインイベントに必ず戻ってくると言った内藤選手。
現状、残る道はG1を制覇するしかないですよね?
内藤哲也が優勝?G1制覇がドームメインへの最終切符
優勝しかない
ちなみに僕の優勝予想はオカダ選手です。
しかし、内藤選手の立場に置き換えると、優勝しないとドームのメインイベントへの道は確実に厳しい。
今年はタッグ戦線での活躍が目立っており、シングルでのインパクトは残せていません。
G1後に展開をワチャワチャさせて、優勝者じゃなくともドームのメインに食い込むことも有り得そうですが…優勝してスッキリとドームに向かって欲しい気も。
ただ、ここでネックになってくるのが「あのこと」なんですよね。
心の中で大合唱
メインイベントに出場して勝ち、大合唱。
水道橋で電車が遅延しちゃうくらい、大地を揺るがすような大合唱。
それはコロナ禍では無理なんですよね。
大声を出せば飛沫が飛ぶ。
クラスターなんて起きたらファンも団体もプロレス界も最悪な状況になってしまう。
じゃあいつ大合唱できるのさ?
それは誰にもわからない…。
しかし、ここでファンに夢を与えるのが内藤選手です。
どんな辛い状況にあっても諦めなかった男、それが内藤哲也です。
厳しい社会情勢を乗り越えていく勇気を与えるため、「心の中での大合唱」を見せてくれるでしょう。
絶大なファンの支持を得て、素晴らしい締めを持っている内藤選手。
そんな彼がドームのメインイベントでファンとともに「心の中で大合唱」をすることは、まさにコロナ禍を代表する歴史の一ページになりそうです。
七転び八起き、そんな内藤選手のプロレス人生がカッコよく見えてしまうのは僕だけでしょうか?
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