日本時間8月15日の12時から開催された新日本プロレスの米国大会「RESURGENCE」
一言でいうと、新日本プロレスらしさに満ち溢れる素晴らしい興行でした。
様々なネクストがちりばめられたこの「RESURGENCE」をざっとふり返ってみましょう。
個人的MVPはデヴィッド・フィンレーです。
色々あり過ぎRESURGENCE
上村優也と柴田勝頼
やはり、LA道場=柴田勝頼という存在は素晴らしい。
その存在だけで「新日本プロレスの厳しさ」を体現するような存在です。
10人タッグで見事勝利を掴んだ上村優也は、そのままLA道場入りを決意しました。
リング上に現れた柴田コーチとガッチリ抱擁した上村選手。
人一倍厳しさを求める彼にとって柴田コーチのもとで修業することは本望でしょう。
米国のビックマッチで華々しい勝利を飾った上村選手、今辻選手はどんな気持ちなのでしょうか?
IWGP世界ヘビー級が二本?
欠場中だったウィル・オスプレイが現れるサプライズがありました。
なんとその方にはIWGP世界ヘビーのベルトが。
鷹木選手の保持しているはずのベルトがアメリカにも?
二冠戦、二冠統一、ベルト重複。
新日本プロレスさん好きっすねこいうの、と思いながら、これはこれで楽しむべきか。
個人的にはオスプレイ選手から元WWEのブライアン・ダニエルソンの名前が出たことが嬉しい。
実現する確率は低いけれど、ついつい期待してしまいます。
オスプレイ選手はLA道場を敵視していたので、復帰はNJPWSTRONGの可能性もありますね。
ジェイ・ホワイトの貫禄と棚橋弘至の多幸感
NEVER無差別級王座をかけたジェイ・ホワイトとデヴィッド・フィンレーの一戦。
ヤングライオン時代に黒パンツで競い合った若獅子も、今や立派なメインイベンターとなりました。
試合は今まで以上に均衡したものとなり、どちらが勝ってもおかしくないレベルです。
ジェイ選手のインサイドワークにも負けないフィンレー選手の切り替えしの数々。
アメリカの舞台で激しい戦いをする同期の二人に思わず感動しました。
最後はジェイ選手が貫禄を見せましたが、もうフィンレー選手はジェイ選手の格下ではありません。
ゆえに個人的MVPはフィンレー選手に。
そしてなんといっても壮大な多幸感を会場に満ち溢れさせたのは、棚橋選手です。
敗北した前IWGPUSヘビー級王者ランス選手から感動的なコメントを浴び、棚橋選手の顔も穏やかに。
最後は「愛してます」で締める「新日本プロレス」がそこにありました。
やっぱりリング上で全開で叫ぶ「愛してます」は良い。
コロナ時代のプロレスに、一つの光が射しこんだような気がしました。
他にもGODとグッドブラザースの新旧バレクラの場面や、石井選手がムース選手に勝利など話題も豊富な「RESURGENCE」
日本のリングとは違った開放的なロケーションも最高でしたね。
下半期から50周年イヤーに向かう新日本プロレス、今後の展開が楽しみです。
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