新日本プロレスの『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』が始まりました。
総勢6チームの総当たり戦でもっとも注目しているタッグチームはどこ?と聞かれれば、食い気味で「外道&ディック東郷」と答える自信があります。
いぶし銀のプロレスリングマスターであるこの二人の試合、一戦一戦が価値あるものになるでしょう。
外道&ディック東郷にプロレスの極意を知る
プロレスのお手本
このところ「ヒールって何?」と考えがちな筆者。
例えばプロレスのテクニカルな部分で言えば、上手いプロレスラーほどヒールに向いているのかも知れません。
ただ戦うのではなく、如何に憎たらしく、ずる賢く、悪く相手を追い詰めることが出来るか?
脳みそをフル回転させながらでないと、ヒールは務まりません。
確かな技術に、プロレス脳。
まさにこの二つが相まった選手が、外道選手や東郷選手と言うことが出来るでしょう。
一つ一つの動き、表情が深い。
まさにプロレスのお手本とも言うべきものがこの二人のプロレスにはあるんです。
勝敗は大事、それ以外も大事
僕の個人的な見解ですが、外道選手も東郷選手もしっかりとした技術を持った選手だと思う。
しかし、アメプロ的な要素も大いに持ち合わせた選手だとも思っています。
例えば、東郷選手のテーブルを使った受け身。
外道選手のMX(ブシ選手の技)への受け身。
ある人から見れば「大げさな受け身」と感じることもあるでしょう。
でも僕は好きです。
寧ろああいった所作こそプロレスの醍醐味なのです。
この間、WWEからAEWに移籍してきたブラック選手とコーディ選手の一戦がAEWで行われました。
コーナーに登っているコーディ選手に対し、ブラック選手がケリをぶちかますと、コーディ選手は奇妙なタイミングで場外のテーブルまで吹っ飛ばされました。
ブラック選手の蹴りは強烈だった。
しかし90キロ以上あるコーディ選手なので、ちょっと吹っ飛びすぎな感も・・・。
でも、それが良いんです。
ただ攻めるだけではなく、どう受けるか、これもプロレスの美学です。
外道&ディック東郷を楽しむ夏に
外道&ディック東郷に優勝して欲しい。
これが僕の願いです。
なぜなら、本格派二人のタッグがこのリーグ戦を征すれば、ピリっと引き締まる効果があるように感じるからです。
派手な衣装、派手な技、派手なプロモーション。
それも良いけど、質の高いプロレスも大事なんじゃないの?
外道&ディック東郷には質の高いプロレスで是非『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2021』に勝利して欲しい。
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