プロレスの神・飯伏幸太と書いてしまうと、「ちょっと待て」とプロレスフリークの方からお𠮟りを受けるかも知れません。
しかし、飯伏選手は自分を神と言い切っているから仕方ない。
何をもって神なのかは謎なところもありますが、本人がそういう風に言えばそうなのです。
制御不能なカリスマ、レインメーカー、熊殺し、殿…。
こういった異名もプロレスというジャンルの一部でしょう。
たわいもない話から始まったこの記事では、その神様飯伏とシングルマッチを控えるジェフ・コブ選手にスポットを当ててみたい。
最新のインタビューも掲載されたので、その内容も含みつつ考察しましょう。
ジェフ・コブの涙
うっすらと目に涙?
ほぼエンパイアの話題で持ち切りだったサクラジェネシスにおいて、もっとも記憶に残ったのがコブ選手のあの潤んだ目です。
IWGP世界ヘビー級王座を手にしたオスプレイ選手の歓喜をよそに、怒りのツアージオブアイランドを飯伏選手に食らわせたコブ選手。
浜辺に打ち上げられた魚のようにぐったりした飯伏選手を、生まれたての小鹿のような潤んだ厳しい眼光で見つめるコブ選手。
「え!君たち…何かあったの?」
と思ったプロレスファンも多いことでしょう。
その答えがなんとなく最新の公式インタビューで分かった気がしました。
軽く見られていた
スマホサイトは有料です。
全部に触れることは出来ませんが、印象に残ったのはこの言葉。
「軽く見られていた」
という言葉。
簡単にいうと、タイトルが欲しいってこと。
「棚や飯伏ばかり目立って、俺は脇役かよ」
だからこそ環境を変えたかった=エンパイア入りとなったわけです。
がしかし、気になる表現も。
それは「オスプレイはオカダのサポート役だった」という言葉です。
オスプレイは十分実績があり、ジュニアでもトップスターだった。
決してサポート役ではないでしょう。
矢野選手も言っていましたが、「オカダの」という言葉を出す時点で、オカダ選手よりも下ということを認めてしまうようなものです。
コブ選手には「他の誰かが」云々ではなく、オンリーワンの存在でいて欲しいですね。
神という試練
飯伏選手は甘くない。
だって神様なんですもの。
いわばコブ選手は神殺しへと向かうわけです。
世界最強で最高のレスラーを倒し、変わったジェフ・コブを証明出来るのか?
飯伏選手もIWGPの敗戦から気持ちを切り借る大きなチャンス到来です。
セミファイナルに組まれたこの試合、コブ選手が勝てばIWGP世界ヘビーへの道が大きく開けるかも知れませんね。
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