あれは数年前のこと。
ヤングライオン杯を優勝し、同世代のヤングライオンとの格の違いを見せつけたカール・フレドリックス。
バックステージでの柴田コーチとの熱い抱擁は、素晴らしい師弟関係がそこに存在する証でもありました。
その裏では敗戦に苛立ちを隠せず、急遽海外武者修行を決断した海野選手がいました。
そしてさらにそれに続き、カール選手と柴田コーチの前に現れ自らLA道場への弟子入りを志願したのが、成田選手でした。
野毛道場からLA道場へ。
新たな海外武者修行の形となりましたが、時を経て成田選手は日に日に存在感を増しているようにも見える。
AEWへの参戦はさらにその輝きを助長させるのかも知れないという大きな期待感があります。
AEWへの参戦は逆輸入型スーパースターへの一歩?
AEWDark
The #ForbiddenDoor is OPEN this MONDAY on #AEWDark Elevation at 7/6c - https://t.co/hJo8R1oJr9
— All Elite Wrestling (@AEW) 2021年5月22日
- Main Event: @RealJDDrake 🆚 @NJPWGlobal Star #RockyRomero
- TEAM LA DOJO's @RenNarita_NJPW 🆚 @RoyceIsaacs
- @thunderrosa22 🆚 #AshelyDamboise
- #theFactory's #QTMarshall 🆚 #Robo pic.twitter.com/y3ETqNNaYt
AEWDarkって何やねんと思う方も多いでしょうが、その名の通りダークマッチです。
第ゼロ試合的なポジションです。
しかしながら、AEWDarkが面白いのはメインロースタークラスの選手も参加することです。
これから活躍するであろう選手と、バリバリに活躍しているロースターの試合がみれる。
毎回変化があって面白いんですよね。
そんなAEWDarkに成田選手が出場するなんて楽しみで仕方ない。
オカダ・カズチカとTNA
オカダ選手を三下キャラのように扱ったTNAは許せん。
そもそもオケイトって何よ?
と、当時TNAに対して怒りに震えた新日本プロレスファンは多いことでしょう。
しかしながら、当時を振り返るオカダ選手は恨み節など一切なく、「見せ方を学んだ」と何かのインタビューで語っていました。
棚橋選手もリング上でカメラを意識しているのは俺とオカダだけだ的なこと言ってましたね。
AEWもテレビ番組という側面があるので、見せ方には相当こだわる団体です。
正直プロレスのテクニックはAEWDarkの選手たちよりも成田選手の方が上かも知れませんが、見せ方に関しては学ぶべき点が多いかも知れません。
柴田式のプロレスと、画面を意識した見せ方。
この二つを吸収すればまさに鬼に金棒ではないか。
個人的な感想ですが、TNAに修行にいったオカダ選手よりも成田選手の方が良い環境でプロレスが出来ていると思います。
もはや期待しかない。
ケニー・オメガに良い意味でボコボコにされて欲しい
まだ若かりしオカダ選手は、プロレスリング・ノアの潮崎選手にボコボコにされたことがあります。
今よりも若干ふくよかだった潮崎選手の攻撃は重く、オカダ選手も耐え凌ぐのでいっぱいいっぱいでした。
でも、素晴らしい試合だった。
容赦ない潮崎選手の攻撃はオカダ選手への期待感の現れとも感じとれたからです。
もし成田選手とケニー・オメガの試合が実現したら?
1mmも可能性がないかも知れませんが、ケニー選手にくらいつく成田選手も見てみたい。
当分はAEWのヤングライオン的な位置の選手と試合が続くかも知れませんが、成田選手とビックネームの邂逅も期待しつつ、逆輸入型スーパースターへの道のりを応援したいですね。
選手の不穏な動向や団体への不満などがプロレスメディアを通しチラホラ聞こえ始めて来た新日本プロレスですが、未来のスーパースターたちの活躍にも注目して行きたいですね。
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