プロレス時評

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【EVILとダークネスマッチ】暗黒殺法は復権の鍵となり得るか?

【EVILとダークネスマッチ】暗黒殺法は復権の鍵となり得るか?

キングオブダークネス・EVIL選手がついに矢野選手のKOPWに挑戦します。

お互いの提案するルールを確認すると

■EVIL選手:ダークネスマッチ

試合開始から3分後に30秒間会場が暗闇となる。以降も3分毎に30秒間暗闇となる。

■矢野選手:暗闇創造黒頭巾マッチ

4本の鉄柱にセットされた黒頭巾を相手に被せた場合のみ、ピンフォール、ギブアップ、場外カウント、KOカウント等の決着が有効となる。

となっています。

どちらでも面白い展開になりそうですが、EVIL選手の暗黒殺法が浸透すれば、闇の王に新たな復権の兆しになりそうです。

 

闇の王復権なるか?

WWE

昨今のプロレス界のダークネスと言えば、AEWのランス選手やアバドン選手やスティング選手、或いはWWEのワイアット選手やアレクサ選手などが目立ちますよね?

特にWWEは某プロレスメディアの評判がすこぶる悪くとも、ワイアット選手のあの路線を貫いているあたりを察すると、あのダークネスな路線に一定数ファンの評価があるのでしょう。※或いはスポンサーや局からのリクエスト※

そこでEVIL選手。

僕個人的に言えば、EVIL選手はもっと奇怪な路線に舵をきってもいいのかな、という願望があります。

今回の暗転にしても、そのままのEVIL選手ではなく、異形になったシン・EVILを見てみたい気もするんですよね?

 

シン・EVIL

例えばですよ?

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ウィリアム・ブレイク

ブレイクの絵のように、闇の王がこんな感じに変身しちゃっても良いと思うんです。

新日本プロレスのリングでWWEのワイアットの"ザ・フィーンド"やベイラーの"デーモン"みたいなのが出てきたら嫌悪感を示す方もいるかも知れません。

こんな感じの。 

「新日本にはそんな茶番いらねぇ!」

「ギャグか!」

という声も出るでしょう。

でも、武藤選手のムタだって同じようなものじゃないのかなと。

そしてまた、群雄割拠の新日本プロレスでは、EVIL選手でさえ何か特別なものがないと突き抜けられない気もします。

だからこそ、EVIL選手の暗黒殺法に期待する部分は大きいのです。

プロレスの技術は一級品なだけに、プラスアルファの何かがあっても良いのかなと。

 

でも結局矢野通が勝っちゃうの?

正直、今の矢野選手にKOPWで勝てる選手がいるのかどうか疑問です。

正攻法ではない戦いでこれだけ無双を誇る選手はいるのかなと。

ゆえに今回も「矢野通しか勝たん」結果になってしまいそう。

EVIL選手の暗黒殺法は最大の奥の手かも知れません。

暗転させるのみならず、EVIL選手がさらなる進化を遂げた時に、矢野選手からKOPW2021を奪えるのではないでしょうか。

新日本プロレスに暗転がルールとして採用されること。

これはさらなるエンターテイメント路線への「合図」ともとることが出来るでしょう。

まぁでもEVIL選手のルールが採用されないことには、「矢野通しか勝たん」を打開するのは難しそうでもありますが。

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