【二冠統一】飯伏幸太の「二つ残したまま統一したい」の意味が分かった件

2月29日に開催された新日本プロレスの興行「CASTLE ATTACK」

デスペラード選手のIWGPジュニアヘビー級王座初戴冠、そして飯伏選手のIWGPインターコンチネンタル王座防衛など、ビックマッチに相応しい盛り上がりを見せました。

来月の旗揚げ記念日ではこの二人によるシングルマッチが濃厚であり、ジュニア対ヘビーのプライドが激突する好試合が予想されます。

しかし、この記事で書きたいことは総評的な内容ではありません。

僕だけかも知れませんが、二冠統一の仕組みに関してちょっと整理できていない部分がありました。

なのでその疑問を記事と言う形で再考してみたいと思います。

僕と同じように統一の仕組みに脳みそがわちゃわちゃしている方は、この記事で一緒に考えてみましょう。

「二つ残したまま統一したい」の意味とは

試合後の会見で気になったこと

会見で気になった言葉を抜粋してみます。

僕(飯伏)と内藤さんの言いたいことに食い違いがあった
内藤さんはIWGPとICが一つになる＝ベルトが二つ無くなるという考え
僕(飯伏)はベルトを二つ残したい、無くすのであればベルトを一つにしたい
今日負けたら一つ(IC王座)は消えていたわけで、勝ったので二つ残したまま統一したい
オカダさんがIWGPを獲りたいのはわかる、ならばICはどうなるの？だったら二つとも残したい

「二つ残したまま統一したい」とは何か？この言葉を聞いた瞬間の僕は

二つ残して統一する？

じゃ三つになるってこと？

二つ残すなら今のタイトルマッチなんだったの？😶
— 𝐚𝐤𝐢 (@pwjh_tw) 2021年2月28日

という疑問が湧きました。

統一するのに二つ残す？

じゃあベルト三つになるの？

どういうこと？

このような疑問が頭の中をめぐりめぐる中、繰り返し飯伏選手の言葉を聞き再考してみました。

すると「二つ残したまま統一したい」の意味がやっと理解できました。

「二つ残したまま統一したい」の意味

この「二つ残したまま統一したい」という禅問答のような言葉。

この言葉だけ真に受けると、物理的に二本のベルトを残した状態でもう一本統一ベルトを作るように感じますよね？

IWGPヘビー級王座
IWGPインターコンチネンタル王座
を残して、統一ベルト
IWGP世界王座(仮)←IWGP世界ヘビー級王座との菅林会長が名言
が作られる

僕と同じように解釈された方はいるのではないでしょうか？

しかし、何度も会見を聞くと「二つ残したまま」の意味は「ベルトを物理的に二本残す」という意味ではありません。

会見中の「二つ残したまま」という言葉の意味は、「二つ保持したまま」という意味です。

詳しく説明すると

IWGP＝最強、IC＝最高、この二つの概念を統一したベルトを作りたい。

そのためには、二本のベルトを保持した状態で統一しなくてはならない。

内藤さんはIC封印を匂わせている、ならば僕が保持してICの意思も受け継いだ統一ベルトを作る。

オカダさんがIWGPのみを狙ってくる＝ICはどうなるの？ならば僕が保持してICの意思も受け継いだ統一ベルトを作る。

ということです。

「残したまま」と聞くと「統一しても物理的にベルトが二本残る」という印象が強いですが、「保持したまま」と言う言葉に置き換えると合点がいきます。

本当に言葉って難しいですね。

神さまの言葉で解釈が難しいものがあった場合、一度深呼吸をしてじっくり考えることが大切なのかも知れません。

※「保持したまま」という解釈は僕の個人的な解釈です。「防衛したまま」でも解釈は成り立つと思います。ですが、もしかすると1mmもかすっていないかも知れません。でもこれ以上の解釈は思いつきませんｗ※