般若プロレス時評

新日本プロレスとAEWの話題を中心にしたプロレスブログ

【内藤哲也杯から脱線?】辻陽太は何かを犠牲にすることが出来るのか?

【内藤哲也杯から脱線?】辻陽太は信念を貫くことが出来るのか?

内藤哲也とのシングルマッチをめぐって繰り広げられるレースを、当ブログが勝手にネーミングしたものが「内藤哲也杯」です。

レースの主役は三人。

辻陽太、本間朋晃、そしてグレート・O・カーン。

現在グレート・O・カーン選手は棚橋選手のNEVER無差別級王座に舵を切り、本間選手はタッグマッチで内藤選手に連敗し一歩後退している状況です。

レースに俄然有利になった辻選手は、最後の切り札と言わんばかりにファンからの期待を証明するためTwitterで「5.5万いいね」を集めにかかっています。

しかし、物事は簡単に運ばない。

ここにきて内藤選手がインターコンチネンタル王座にターゲットを定めたことにより、ノー・オクパードだった内藤選手はオクパードになってしまいました。

先行き不安な辻選手、そこに悪魔の囁きといわんばかりにO・カーン選手からある助言が。

辻選手は内藤哲也杯から脱線してしまうのでしょうか? 

 

【内藤か棚橋か】辻陽太はどちらかを犠牲にすることが出来るのか?

焦る辻

内藤哲也杯と棚橋選手への造反を安易に混同してはいけません。

しかし、ヤングライオンから一歩突き抜けるためには、内藤選手とのシングルマッチも棚橋選手への造反もどちらも大きなインパクトになるはずです。

辻選手はどうするのか?

客観的にこの状況を見ると、内藤選手とのシングルマッチの実現は厳しい状況だが、それを成し遂げれば「クリーンで感動的なインパクト」を残すことが出来る。

一方、 内藤選手とのシングルマッチよりも棚橋選手への造反は実現可能性があり、もし現実になれば「ヒール・辻」の誕生と言っても過言ではない。

まさに辻選手にとってレスラー人生を左右する大きな出来事になるかも知れないのです。

 

O・カーンの巧さ

内藤哲也。俺が大学卒業して、社会人になって、やるせない日々を過ごして(いるときに)プロレスラーになろうと決意した。棚橋さんに『プロレスラーにならんの?』って、そういってもらったことを思い出したんだ。そうやって俺は深夜の『ワールドプロレスリング』をまた見始めた。そんな時に両国で、あんたはオカダさんに勝って、やっとの思いで獲ったベルトを天高く放り投げた。なぜだろう? すごい、俺にはあんたの姿がカッコよく映った。そして俺はプロレスラーになって、今、棚橋さんの付き人になった。もちろん俺の目標は、棚橋さんに勝つことでもある。ただ、それだけじゃない。内藤哲也、あんたに勝つことも目標の一つなんだ。

(辻陽太 新日本プロレス公式)

辻選手は内藤選手にも棚橋選手にも思い入れがあって、どちらにも勝ちたいらしい。

しかし、これは非常に贅沢な目標にも見える。

内藤選手または棚橋選手のどちらか1人とストーリーを紡ぐだけでも贅沢なのに、二人とストーリーを紡ぐことは…。

O・カーン選手は辻選手のこういった「あいまいさ」をうまく突いているように見えます。

欲しいものは同時に二つ手に入れることは出来ない。

どちらかを犠牲にしなければならない。

内藤選手は辻選手の言う通り

「オカダさんに勝って、やっとの思いで獲ったベルトを天高く放り投げた」

前代未聞のレスラーです。

しかし、内藤選手は少年の頃から憧れたIWGPを腰に巻くことを犠牲にしてまでも、オカダ・カズチカという存在を、そして過去の自分を超えたかったに違いありません。

棚橋さんに勝つことでもある。ただ、それだけじゃない。内藤哲也、あんたに勝つことも目標の一つなんだ

辻選手はどちらかを犠牲にすることが出来るのか?

 

プロレスの面白さとは?

とにかく、俺はこの現状を変えたいんだ。何としてでもこの現状を抜け出して一歩でも先に足を踏み出してやる…

(辻陽太 新日本プロレス公式)

何としてもこの状況を変えたいのならば、実現可能な選択を今すぐする必用がある。

内藤選手とのシングルと、棚橋選手への造反、どちらが「何としてでもこの現状を抜け出して一歩でも先に」進める道なのかを見極めなくてはなりません。

 

個人としての願望=それがプロレスの面白さにつながるのか?

個人の願望よりもプロレスの面白さを優先すること=結果的に個人の願望を叶える術になり得るかも知れない。

かつてオカダ選手への強烈なライバル心が仇になり、ファンから多くのバッシングを浴びていた内藤選手。

個人の願望がプロレスの面白さにつながらなかった良い例です。

しかし、内藤選手がオカダ選手へのこだわりを捨てる決断=プロレスの面白さを追求する方向に切り替えた結果、皮肉にもそれがオカダ選手と対峙する道へと繋がりました。

プロレスというジャンルはこういったことがあるから面白い。

プロレスラーとして岐路に立つ辻選手の決断に注目です。

≪END≫

≫≫【ブログランキングに参加しています】クリックにて応援して頂けると嬉しいです!国内外のプロレス最新情報も読めます!

≫≫プロレス時評のTwitterはコチラ