プロレス時評

新日本プロレスとAEWの話題を中心にしたプロレスブログ

【抗争か協業か】日米バレットクラブ問題を考える

【抗争寸前?】日米バレットクラブ問題を考える

 

AEW&インパクト・レスリングのバレットクラブ(のような集団)の登場からタマ・トンガの怒りに至るまで、目の離せない展開になっている日米バレットクラブ問題。

しかし、日本は日本でジェイ・ホワイトの去就問題や彼とEVILの遺恨劇などの問題を抱えた状態です。

海外メディアからの情報は滝のように溢れてはきても、事が進行するまでは何が本当か否かは分からない。

では逆に、この問題がどうなって行けば楽しめるのか?

そういった方向に考え方をシフトし、日米バレットクラブ問題を考えてみたい。

 

バレットクラブという「トレンド」

AEW、インパクト、新日本プロレス

その真意がどうであれ、この三団体をつないでいるものがバレットクラブというユニットなのは間違いありません。

もし三団体で一緒に何かをするのならば、もっとも軸を作りやすく、もっとも世界的な波及効果=トレンドを生み出せるセグメントはバレットクラブ以外には考えられませんよね。

各々の団体にゆかりのある選手がいるのですから。

では、この日米バレットクラブがどうなっていけば我々ファンはそれを楽しむことが出来るのか?

ざっとあげてみると

  • AEW&インパクトのBC(仮)vs新日本プロレスのBC
  • AEW&インパクト&新日本プロレスのBCが大団結し、いろんな団体を荒らす

大きくこの二つが浮かびました。

やはりコロナ化におけるプロレスの新しい「在り方」も大きな鍵になってくると思います。

 

AEW&インパクトのBC(仮)vs新日本プロレスのBCの場合

現在、AEW&インパクトのBC(仮)に一人で怒りをぶちまけているのが新日本プロレスのタマ選手です。

偽物呼ばわりしたり、ケニー選手をバレットクラブを分裂させた張本人だと言い、裏を返せば新日本愛に満ちた言動を繰り返している。

ただ、AEW&インパクトのBC(仮)勢に対し、一人で抗戦するのはなんとも可哀そう。

やはり新日本プロレスのBC勢に大いに加勢して欲しいところです。

僕の目の届く範囲の印象ですが、海外のファンはAEW&インパクトのBC(仮)に沸き立っており、それに乗って来ない新日本プロレスのBCにあまり良い評価がありません。

元BCがBCネタで盛り上がり、現BCが苦い思いをする。

これはあってはならないぞと。

ファレ選手や裕二郎選手など古参のメンバーにも奮起して欲しいですが、ジェイ選手が不在の今、EVIL選手がどう出るのかにも注目したい。

我こそが正義、と主張するのならば、AEW&インパクトのBC(仮)に対しても「俺たちこそが正義」と主張してみても良いのでは?

 

AEW&インパクト&新日本プロレスのBCが大団結し、いろんな団体を荒らす場合

いろんな団体を荒らすという言葉は、裏を返すといろんな団体に利益をもたらす、ということです。

現在AEWとインパクトの協業が目立っていますが、それはインパクト側からすれば大きな利益をあげるチャンスです。

視聴者数も上がるし、PPVも売れるでしょう。

もしこの三団体のBCが一つになれば、その他の団体に参戦し利益を与えることが出来るかも知れません。

コロナ化において苦境を強いられるプロレス界において、団体の政治的な関係を超えた協業関係は一つの「策」になるのではないか。

もっと突っ込んだ話をすれば、新日本プロレスも国内他団体とこのような取り組みをしなければならないのかも知れません。

と、書くまでもなく、既にデスペラード選手は他団体のタッグチームへ挑発をしています。

www.tokyo-sports.co.jp

コロナ化にあって、こういった協業もますます重要度を増してくるのではないでしょうか。

カード的にも新鮮なものが生まれるし、個人的には賛成です。

 

日米バレットクラブ問題を楽しもう

ジェイ選手の退団問題を契機に、様々な情報に振り回される日々が続いたプロレスファンの方も多いのではないでしょうか。

しかもその殆どが本人や団体からの発信ではなく、「関係者は」的なところからの発信であり、何が本当か否かはわからない。

今回の日米バレットクラブ問題もシリアスなものなのかユニークなものなのか知る術はありません。

ならば「どう楽しむか?」というポジティブな方向に考え方を変えることも大事です。

当ブログ的には、新日本プロレスは今の独自路線を貫きつつも、他団体との必要な協業があれば、積極的に交わってみても良いのでは、と思う次第です。

≪END≫

≫≫【ブログランキングに参加しています】クリックにて応援して頂けると嬉しいです!国内外のプロレス最新情報も読めます!

≫≫プロレス時評のTwitterはコチラ