「AEW NEW YEAR'S SMASH」でリング上に集った元バレットクラブのメンバーたち。
ケニー・オメガ、ヤングバックス、カール・アンダーソン、そしてルーク・ギャローズのこの五人は、リング上で「Too Sweat」ウルフパックポーズをアピールしました。
⚡️ “AEW NEW YEAR'S SMASH | NIGHT ONE | HIGHLIGHTS | 01/06/2021”https://t.co/fUQSHdydy1
— All Elite Wrestling (@AEW) 2021年1月7日
AEWとインパクトレスリングの協業が成しえたこの光景、果たして彼らの狙いはそれだけなのでしょうか?
プラットフォームの奪い合い?
バレットクラブという「可能性」
言わずもがな、AEWもインパクト・レスリングも新日本プロレス発のバレットクラブの世界的な人気に目をつけていることは間違いありません。
「バレットクラブ」という名称は使用できないにしても、メンツとそのポージングだけでファンは「バレクラだ!」と沸き立つのは簡単に予想できるからです。
団体の垣根を超え、素晴らしいプロレスを見せること。
それはプロレス界にとってメリットしかありませんが、ここに新日本プロレスがアジャストしていくのか否かにも注目が集まりますよね。
安易な融合の危険性
僕自身、新日本プロレスの元祖バレットクラブ、特にコア4の二人であるタマ・トンガ選手とバッドラック・ファレ選手があの輪に加わったらと考えると、絵面としての豪華さにワクワクするものがあります。
同時に、「おいしいところ」を持っていくのは結局AEWとインパクトになってしまいそうな気もします。
どのプラットフォーム(団体)で彼らを見れるのかにもよりますが、今のところ彼らは「戦い」よりも「エンタメ」のほうに傾いている分、スキット的な意味も含め英語圏の団体の方がメリットがあるのかなと。
字幕をつければ良いだろうという意見もあるかも知れませんが、果たしてそれもどうなのか。
協業に反対ということではなく、それぞれにおいしい部分がある協業であれば良いなと思う次第です。
新日本プロレスとAEWの協業は今すぐではない
パンデミックの影響などもあり、外国人選手の往来が厳しい現状、この二つの団体の協業は今すぐには実現しないでしょう。
新日本プロレスも『NJPW STRONG』であったり、新たなTV局との契約も噂される中で、独自のブランディングを強化する方が優先事項となるはずです。
まずは、ジョン・モクスリー選手とKENTA選手のUSヘビー選手権試合がいつどこで行われるのかに注目が集まります。
それが両団体の今後を左右するのかも知れません。
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