プロレス時評

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内藤哲也のコリエンド式デスティーノが好きな理由

内藤哲也のコリエンド式デスティーノが好きな理由【プロレス技と名前】

 

プロレスというジャンルにとって、フィニッシャーは試合を決める大事な技です。

そしてまた、その技のネーミングも興味深いものが多く、プロレスを楽しむ一つの要素となっています。

数あるフィニッシャーがひしめくプロレス界の中で、多彩な技を操る新日本プロレスの内藤哲也選手。

技の鮮やかさもさることながら、そのネーミングセンスも秀逸なものが多い。

そんな彼の技の中で、「コリエンド式デスティーノ」が好きな理由を書いてみたい。

 

内藤哲也のコリエンド式デスティーノが好きな理由

なぜコリエンド式デスティーノが好きなのか?

その理由をざっと上げてみると

  • ネーミング
  • コリエンド式は失敗しやすい
  • ネーミングとプロレスの一体感

大きくこの三つです。

それでは一つ一つに言及していきましょう。

destino

言わずもがな、内藤選手の代名詞となったフィニッシャー、デスティーノ。

スペイン語で「運命」と名付けられたその技は、挫折や苦悩のプロレス人生を全て受け止め、悟りのような境地に達した内藤選手の心境を如実に現わしています。

個人的な印象で申し訳ないのですが、このデスティーノという「運命」の必殺技が最も綺麗に決まる相手は、内藤選手のプロレス人生においてのまさに「運命の人」、オカダ選手だとも思っています。

このドラマ性も素晴らしい。

 

コリエンド式は失敗しやすい、だがそれがいい

逆上がりの要領で繰り出す変形リバースDDT=デスティーノという技は、それ自体が難易度の高い技です。

「さまざまなタイミング」が合わないと綺麗に決まらない技であり、それゆえ決まった時は大きな爽快感を味わうことが出来ます。

コリエンド式デスティーノは、そんなただでさえ難しい技を「走りながら仕掛ける」という大技中の大技です。

内藤選手がそのモーションに入った時、「上手くいくのかな」という不安に支配されるファンも多いでしょうし、実際不格好な形になってしまうことも多い技です。

しかし、僕には「失敗しやすい技こそ魅力的」という持論があります。

常に綺麗に決まる技、決める技も勿論大事です。

そういった完璧に決まる技とは異なるコリエンド式デスティーノの不安定さは、内藤選手のプロレス人生と重なって見える側面もあり、感慨深い技でもある。

 

ネーミングとプロレスの一体感

内藤選手もメディアなどで言う通り「なかなか思うようにいかない」それが彼のプロレス人生です。

今は過去を肯定的に受け止めていても、キャリアの初期から中期にかけてはもがき苦しんでいたことはファンも周知の事実です。

コリエンド式デスティーノという豪快な技は、ただでさえ難解な技をランニング式で行うという失敗するリスクだらけの技です。

そんなコリエンド式デスティーノに魅了されるのは、「なかなか思うようにいかない」内藤選手のプロレス人生がそこに現れているように見えるからです。

「内藤選手が醸し出す儚さ」とマッチしているとも言えるかも知れません。

失敗することもあるし、うまくいくこともある、まさに「運命」という表現がぴったりな技、それがコリエンド式デスティーノなのかなと。

 

まとめ

先日、ライジンという総合格闘技のイベントを見ました(PPVで)。

試合前の煽りも、演出も、試合自体も、次につながるドラマ性も、エンターテイメント性も、想像の遥か上をいく素晴らしいイベントでした。

確実に総合格闘技は盛り上がっていくとも実感できました。

総合格闘技が盛り上がれば、世間では自然とプロレスとの比較も出てきます。

「プロレスって何?」という声や「プロレスって結局…」というネガティブな声も散見出来るようになってくるでしょうし、それは仕方のないことです。

ではプロレスの魅力とは何か?

それは勝負論を超えた多様な解釈が出来る部分です。

僕がプロレスブログを書く理由の一つは、そういったプロレスの魅力を発信出来たらいいな、という気持ちがあるからに他なりません。

「内藤哲也のコリエンド式デスティーノが好きな理由」

と題し記事を書きましたが、これも自分なりにプロレスを楽しむ多様な解釈の一つです。

選手に対する誹謗中傷は絶対に駄目ですが、プロレスを楽しむという意味において、個々人の自由な発想、予想、考え方、意見、そういった想像力を駆使してプロレスを楽しむことも、プロレスの醍醐味の一つではないでしょうか。

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