飯伏幸太の本音が知りたい
破天荒な飯伏幸太への渇望
結論から書くと
「飯伏さん、今の流れに否を突き付けても良いのでは?」
ということ。
来年のG1を三連覇し、いろんな感情を背負った上で掴むIWGPヘビー級王座の方がスッキリするし、それが「最高で最強の神」飯伏幸太なのではないか、と。
確かに、来年G1を優勝できる保証はないし、IWGPヘビー級へのチャンスもそう簡単にめぐってくるものではありません。
それ以上に、この流れに本人は納得しているのでしょうか。
今こそ破天荒な飯伏幸太が見たい。
逆転の飯伏幸太?
去年の内藤選手は、IC王座を落とし、手ぶら状態で東京ドーム二連戦に挑みました。
タイチ選手の「喝」はあったにせよ、1.4でのジェイ戦はリマッチという見方もできましたよね?
1.4
IWGPヘビー級王者オカダとG1覇者で権利証保持者飯伏のメイン
IC王者ジェイと前王者内藤のリマッチ
1.5
勝者同士の対決
別段おかしな部分はありません。
しかし今回は
1.4
2冠王者内藤とG1覇者だが権利証を落とした飯伏のメイン
1.5
権利証を持つジェイと1.4の勝者のメイン
という構図。
飯伏選手を指名する内藤選手の気持ちもわかるし、この二年間盛り上げ役に回っていたジェイ選手の気持ちもわかる。
でもここに飯伏選手の気持ちはないのではないか?
迫りくる格闘技ブームとの戦い
勢いに乗る格闘技界
まず格闘技とプロレスの違いについて。
「deportare デポルターレ」というラテン語を起源に持つ「sports スポーツ」という言葉。
広義でみれば、格闘技もプロレスも「スポーツ」であり、これを分かつものは「競技性に寄る」か「見せる方に寄るのか」の違いです。
と前置きした上で話を進めます。
最近の新日本プロレスを見ていると、昨今の格闘技ブームへから離れよう離れようとする、そんな見え方がします。
それゆえ凝ったストーリーや反則や介入、キャラクターも目立つのかなと。
いわば格闘技との差別化です。
11月11日のヤフーニュースにあったメイ社長の記事。
この中に
米国のプロレスはエンタメなので、マイク・パフォーマンスが見どころの一つであったり、会場の上空に花火を上げるなどして、観客を楽しませています。新日本はエンタメに偏ることなく、最初から最後まで戦います。スポーツ・格闘技としての本物のプロレスをしているのです。
という発言がありました。
或いはこんな発言も。
むしろ、日本のものをそのまま持っていく方が外国からすれば魅力的なのです。
メイ社長のかじ取りがどこから変わったのかわかりませんし、憶測で物事を語るのはいけないことはわかっています。
しかしインタビューの記事は今の新日本プロレスと相反するような言葉にも見える。
こういった価値観の違いも新日本プロレス内部ではあったのでしょうか。
飯伏幸太の本音が知りたい
僕はここ10年くらいのプロレスファンなので、昔のことは良く知りません。
ただ、様々なレジェンドレスラーが動画配信をしているので、そこから学ぶことも多い。
例えば、ストーリーそっちのけで因縁をつけ、そこからアングルをくみ上げる等。
飯伏選手は破天荒と言われますがプロレスIQも相当高い選手だと思います。
飯伏選手のリアクションを待っているファンが多い中、今がその才能を発揮する大きなチャンスでもある。
エンタメ路線を爆走する新日本プロレスにあって、そこに刺激を与えてくれるのは飯伏幸太という存在ではないか。
僕はそういった部分も含め「神」になって欲しいと思っています。
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