世の中にはいろんなプロレスがあります。
それらすべてに言えることは、エンターテイメントということです。
これをプラスに考えるかマイナスに考えるかはファン個々人の判断ですが、当ブログはプロレス=エンターテイメントとして記事を書いています。
新日本プロレスは、世界有数のスポーツライクな団体です。
エンタメでありながら、もっともエンタメ性から遠い団体です。
階級分けがあり、各々階級にベルトがあり、そのベルトを目指してレスラーはしのぎを削っています。
一転、このKOPWはそういったプロレスとはまた別の魅力をファンに見せてくれるはず。
なぜならレスラーにとってメリットがあり過ぎるからです。
KOPW2020は最高のエンターテイメント
KOPWのメリット其の一「階級差がない」
確かに、小島選手とエル・デスペラード選手に体重差はあるでしょう。
しかし、KOPWの舞台においては、体重の差はあっても階級の差はありません。
各自持ち寄った試合のルールが話題の中心となり、そこに体重が重いとか軽いとかは関係ないんです。
兎に角、勝てば良い。
KOPWのメリット其の二「ストロングスタイル以外の開拓」
新日本プロレス=バチバチのシバキ合いと連想するファンは多いでしょう。
ヤングライオン時代の厳しい下積み、厳しい上下関係、デビューしても第一試合が当たり前、そこを乗り越えた先に栄光を掴めるものは一握り…。
心身ともに強さが無ければ、新日本ではやっていけない。
でもこれが新日本プロレスの良さです。
外国人選手がヤングライオン時代のことを誇らしく言うのも、「俺はそこを耐えて今がある」という誇りです。
ですが、KOPWはそういったシリアスな新日本プロレスではなく、もっと「楽しい」プロレスをファンに見せてくれることでしょう。
バチバチのシバキ合いを望むファンにとってKOPWは「茶番」と映るかも知れませんが、コロナ時代のプロレスはいわば「番組」です。
ファンはますます配信でプロレスを見る機会が増え、面白いコンテンツがあればインディーがメジャーを食う時代になっていくかも知れません。有名な芸能人よりも一般人ユーチューバーの方がはるかに再生数があったりするような。
そういった先々を踏まえ「ストロングスタイル」に加え別路線を開拓することは、企業としても避けられないものだったのではないでしょうか。
しかし、間口が広がったことで今まで新日本にあがる機会のなかったレスラーの参戦も夢ではない。
グレート・サスケ選手の参戦とか見たくないですか?w
KOPWのメリット其の三「エンターテイナーとしてのプロレスラー」
GBHで血まみれになり大暴れしていた真壁選手が、バラエティ番組を席捲するとは誰が想像できたのでしょう。
スイーツを食べ
「うまぁぁぁぁい!」
とブログを書くなんて、誰が想像できたのでしょう。
今や立派なタレントとしてお茶の間の一部となりましたよね?
というように、プロレスラーでありエンターテイナーでもあるその才能は、何をきっかけにブレイクするかわかりません。
今まで結果を残せなかった選手も、ザ・KOPWとして新たな魅力を発揮できるかも知れない。言わば転機です。
逆を言えば、そのレスラーのエンターテイメント性が問われるとも言えますよね。
僕たちが思っている以上に気合の入っているレスラーは多いのではないでしょうか?
ファンの反応も楽しみなKOPW
新日本プロレスは、ファンの反応にも注視すると思います。
「茶番だ!」
「新日本らしくない!」
こういった声にどう対応していくのか。
僕の推測ですが、多分新日本プロレスはこういったクレームを無視するでしょうw
逆に、もっともっとエンターテイメント性をKOPWでは押してくるかも知れません。
ルール次第ではレジェンドレスラーの参戦も可能であり、一気に興行に幅が生まれますよね。
IWGPとKOPW、この二つの路線がどういうシナジーを生んでいくのか非常に楽しみです。
これまでのプロレススタイルから言って矢野選手の独壇場になりそうな気もしますが…新たなエンターテイナー台頭はあるのでしょうか?
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