プロレス時評

新日本プロレスとAEWの話題を中心にしたプロレスブログ

なぜ高橋ヒロムしか内藤哲也を助けにこなかったのか【ロスインゴベルナブレス】

なぜ高橋ヒロムだけだったのか?

7月17日

 

7月12日のドミニオン大阪城ホール大会。

EVIL選手に一方的にボコられる形になり、二冠王者から陥落した内藤選手。

有観客試合再開の記念すべきタイトルマッチ&メインイベントでサイレント大合唱を期待したファンも多いことでしょう。

ですが、制御不能になったEVIL選手の容赦ない攻めの前には、為すすべはありませんでした。

新パレハのディック東郷選手とさらに内藤選手を痛めつけるリング上にかけつけたのは、高橋ヒロム選手ただ一人でした。

他のメンバーは何を?

Q:ヒロム選手以外のロスインゴのメンバーに聞きます。なぜ助けに来なかったのですか?

A:帰る準備してた。

Q:前日11日は皆で助けにきましたよね?

A:いや、仲良しユニットじゃないし。別に良いでしょ?

Q:たしかに。

A:だろ?

妄想でQ&Aをしてみました。

たしかに「仲良しユニットじゃない」という理屈は強い。

メンバーの誰かがどうなろうと、別に助ける義理はない=助けにいかない、という理屈が成り立つ。

ヒロム選手に限っては内藤選手への想い+EVILへの想いで行動したと言っても良い。

それもプロレスの魅力なのでしょうが、今回のヒロム選手のみ助けにきた件に関しては、気になる点もある。

 

NEVER6人タッグは返上?

このブログを書いている時点(7/17朝6時)では、何のアナウンスも確認できていないNEVER6人タッグ王者。

公式も王者はEVIL鷹木BUSHIのままです。

返上からの王者決定トーナメントを行うのでしょうか?

或いはまた造反劇があり、そっくりそのままBCに?

BUSHI選手はありそうな気もしますが、鷹木選手がBCというのはあまり想像できませんよね。

ベルトの件はさておき、宙ぶらりんな感じのするSANADA選手も、オカダ、EVIL、SANADAという次世代のトップを担う選手としてEVILと手を組むとは思えません。

外国人選手を除けば

本隊&ケイオス>バレットクラブ=鈴木軍>ロスインゴ

の順の人数です。

本隊&ケイオスが圧倒的に多く、あとは6人か5人です。

このままの編成で乗り切っていくのか?BCに関してはヘビーは二人(EVIL、裕二郎)だけの状態です。

もしかすると本隊&ケイオスから造反者が?例えばYOSHI-HASHI選手とか…。

ど真面目に書いてきましたが、プロレスには「なんで?」ということやシーンが多いものです。

しかもけっこう滑稽な「なんで?」が多かったりもする。

今回の件に限らず「なんで誰も助けに来ないの?」と感じる場面は度々ありますよね。

ここからが本論です。

 

プロレスが広がっていくために思うこと

7月17日

「なぜ高橋ヒロムしか内藤哲也を助けにこなかったのか」それは新日本プロレスがEVILとの関係性を際立たせたかっただけで、他には理由はないと思います。

しかし、そんな誰もがわかるようなことをこの記事で書きたかったわけではありません。

これからがメインです。

もしプロレスに免疫のない人が隣にいて、誰も助けに来ないシーンを見たら、それをどう説明するか。

「昨日ロスインゴ皆助けに来たじゃん、なんで今日ヒロムだけなの?」

と質問されたら、どう「わかりやすく」答えるのか。

プロレスファンなら背景を知っているので様々な回答が出て来るでしょう、でもそれをプロレスに免疫がない人に言ったところで通じるのか…という感じもします。

ここでヒロム選手にちなんでちょっとだけオカルトっぽい話をしましょう。

 

細かなディティールの見直しは必要?

「地球平面説」って知ってますか?

昔人類は、地球は球体ではなく平らな状態だとイメージしていました。

平べったい地球の端は崖のようになっていて、その平べったい地球の裏面は得体の知れない巨大な生き物が支えている…

読者の方もそんな絵を見た経験はありませんか?

今その絵をみると「はぁ?」とか「www」となってしまいますよね。そんなことあるわけないじゃん、と。

プロレスって、この地球平面説に似てる側面があるんじゃないのかなって思ったりもします。

プロレスを知っている人たちには丸い地球に見えても、プロレスを知らない人には滑稽な平べったい地球のように見えていて、「はぁ?」と思う部分がある。

この「はぁ?」の部分をケアすれば、もっと多くの人に受け止めてもらえるんじゃないのかなとも思ったりします。

プロレスに免疫のない方々にもっともっとプロレスが広がっていくためには、レフェリーがすぐ失神する問題しかりw、細かなディティールの見直しが必要なのかも知れません。

僕自身はそういう細かいディティールを度返ししてプロレスを楽しんでいる派なのですが、意外とそういった部分に馴染めず、ファンを取りこぼしている可能性もあるのかも、と思った次第です。

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