2大エースの別れと再会
新日本プロレスワールドにアクセスして、ふと目に飛び込んできた「オススメ」動画
バディファイトPresents G1 CLIMAX 25 2015年8月16日 東京・両国国技館<優勝決定戦> 第9試合 「G1 CLIMAX 25」優勝決定戦 棚橋弘至 VS 中邑真輔
を観ました。
いわずもがな棚橋弘至と中邑真輔という当時の「2大エース」の戦いです。
大会中止が続く時勢だからか、或いはないものねだりがそうさせるのか、久しぶりに観た”新日本プロレスの中邑真輔”には、ずっしりとしたオーラがありました。今思うと、このレベルのレスラーが抜けたにも関わらずさらに勢いを増した新日本プロレスの底力はすごいとしか言えません。
棚橋の勝利で終わったこの試合、最後中邑が棚橋に握手を求めたシーンで「おや?」と感じたファンは少なくはないでしょう。
あの時の棚橋弘至の怪訝な表情。リングを去る中邑の表情も神妙な感じでしたね。
2大エースのG1決勝という最高のシチュエーションと、試合後の二人の表情が印象的だったなという当時の記憶が蘇りました。
ファンの中には、成熟したレスラーとしての棚橋弘至と中邑真輔のタッグを「いつの日か」と期待している方もいることでしょう。WWEに行ってから散見されるようになったSNS上での棚橋と中邑の《再会》ツーショット写真を見ると、「もし中邑が新日本に復帰したら、この二人が」という期待感を加速させますよね。
しかし、一度WWEの頂点をつかみ掛けた中邑が、今すぐその頂点の座を諦めるとは思えない。
ではこの二人、オカダ・カズチカと内藤哲也の場合はどうか。
二人の出会いは訪れるのか?
1.5東京ドームを通して、内藤哲也のプロレスが「完成された」と言ったオカダ・カズチカ。前のめり気味で年下のオカダを追っていた内藤哲也が「完全にオカダ離れをした」と言い換えることが出来るかも知れない。
今後も戦い続けるであろうライバルを超えた存在のこの二人。
「この二人がタッグを組む日は来るのだろうか?」
と、考えたりもします。
ある程度の年齢を重ね業界のレジェンドとなり、過去のなんやかんやを払拭した状態でタッグを組むプロレスラーは多い。それは長くプロレスを見続けるファンにとっての醍醐味でしょう。
しかし、レジェンド化したあとではなく全盛期の状態でのタッグもまた、ファンに夢を見せることができますよね。
「ロスインゴベルナブレスのパレハたちに袋叩きにされている内藤をオカダが救出」
いつか二人のこのような出会いはやってくるのでしょうか?