【プロレスの教科書#4】高橋裕二郎という実力者【vsバレッタ戦】

 

 

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ブログで新しい試みをしてみたいと思い、【プロレスの教科書】というカテゴリーを作りました。

今回の記事は四回目になります。

取り上げるレスラーは高橋裕二郎、ご存じ内藤哲也の元タッグパートナーです。

私は彼についてまわる「元内藤の」「元ノーリミットの」という言葉は、別にもう要らないんじゃないの?とも思っています。

この記事では、いちレスラー高橋裕二郎の素晴らしさが凝縮された試合、プロモーションを取り上げます。

(画像出典:新日本プロレスワールド)

 

 

新日本プロレスの生え抜きとして

2017年9月24日 兵庫・神戸ワールド記念ホール 第4試合 バレッタ VS 高橋裕二郎 

2017年9月16日に開催されたDESTRUCTION in HIROSHIMAでの、ロッポンギヴァイスファイナルマッチ。

ここにはバレッタのヘビー級転向という伏線がありました。

タッグ最後の試合を勝利で飾ったロッポンギヴァイスに対し、リング上でマイクを持った敗者側の高橋裕二郎

バレッタ、新日本のヘビー、舐めんなよ?コレ、マジ!」

という彼の言葉から始まったこの二人の戦いは、ファンに何を伝えたいのかが非常に明確なストーリーでした。

バレットクラブである前に新日本プロレス生え抜きのヘビー級レスラーである高橋裕二郎と、言い方は悪いですが外様のバレッタ

「新日本のヘビー、舐めんなよ?」

という高橋裕二郎の言葉には、自らもジュニア⇒ヘビーという階段をのぼってきた者としてのプライドがあったのでしょう。英語にて「新日本のヘビーはハードだよ?だからお前はジュニアに帰れ、ロッキーの元に帰れ」と言ったのも、新日本のヘビー級戦線自体の層の厚さを体感しているからこそ。

そして、普段ピンプ(女たらし)として振る舞う高橋裕二郎から「新日本」という言葉が出てきたことも嬉しかったですね。

最近の新日本プロレスとの比較をするわけではありませんが、ひねったなぞかけのようなストーリーよりも、こういった意図が伝わりやすい明確なストーリーは分かりやすくて良いですよね。

私的に、リング上で何もしゃべらずにらめっこしているよりも好きです。

タッグを解消しヘビー級へと足を踏み出すバレッタと、元ジュニアで現ヘビー級の高橋裕二郎シングルマッチ

ともにジュニアで成功した二人ですが、ヘビー級転向後はケガもありなかなか結果の出ていない高橋裕二郎と、さぁこれからヘビーだというバレッタ心理的な関係性も面白い。

それでは9月24日兵庫・神戸ワールド記念ホールにて行われた一戦のマッチレビューをご覧ください。

 

 

マッチレビュー

※画像は全て新日本プロレスワールドから※

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いつものように”おねえちゃん”を連れて余裕の入場。
こういうカップルいそう。

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対照的にやや緊張気味のバレッタ
胸にはヘビーウェイトの文字。
新日本で初めてバレッタを見た時ヘビー級の選手だと思っていた私。ジュニア時代に「ジュニアウェイト」って書いて欲しかったかも。

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序盤は押し気味のバレッタ

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裕二郎も場外で巻き返し。
ここまではデモンストレーション的な攻防でしたが、試合は徐々にヒートアップしていきます。

 

 

 

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リング上でアマレスエリートっぷりを見せつける裕二郎。

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低い姿勢でガッチリホールド。
バレッタの表情ちょっとヤバめ。
足も力強くリングに固定し、逃がさない。
裕二郎の表情も真剣で控えめにいってかっこよすぎ。

「いつも以上に気が入っている気がしますねぇ」

という金沢さんの解説にも納得。

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低空のキックを見舞う裕二郎。
技の緩急が素晴らしい。この辺りは内藤哲也に似てますね。
一方のバレッタはやられ気味。

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劣勢続きのバレッタはスイング式DDTで巻き返し。
裕二郎は脳天からリングにめり込む。

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一進一退の攻防の中、花道でフィッシャーマンバスターを叩きこむ裕二郎。
エグ過ぎ。
さらにエグい展開は続きます。

 

 

 

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マイアミシャイン。
バレッタの体が大きく衝撃もすごいので説得力あり過ぎ。

「いやぁ久しぶりに抜いてきましたねマイアミシャイン」

という金沢さんの解説はほとんどのファンが予想できたでしょう。
金沢さんって「久しぶりに抜いてきた」系の言葉好きですよねw

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からのコーナーからのフィッシャーマンバスター。
タイトルマッチなみの大技のオンパレード。
ライガーがいたら「スゲェェェエェエエエエ」と叫んでそう。

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とどめは東京ピンプス。
個人的にカッコいい技ナンバー20くらいに入る技。
決まった時の迫力が半端ない。
でもバレッタに返される…。

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バレッタも小橋ばりのハーフネルソンで応戦。
またも頭からめり込む裕二郎。激しすぎる試合。

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最後はバレッタのデュードバスターでスリーカウント
第4試合で13分のノンタイトル試合でこの内容。
素晴らしい内容でした。お腹いっぱい。

《総評》

ジュニアからヘビー転向のバレッタのストーリー。

そのストーリーに新日本の生え抜き、そしてヘビーの厳しさを身をもってバレッタに叩き込んだ高橋裕二郎

タイトルマッチ、あるいはG1級の激しい戦いになったこの一戦が第4試合で13分というのが信じられません。

解説の金沢さんではありませんが、「いつも以上に気が入っている」本気の高橋裕二郎が見れた最高の試合でした。

大技の連発に耐えたバレッタも素晴らしかったですね。

 

 

まとめ

内藤哲也の元タッグパートナー…。

現在の内藤哲也と比べ…。

内藤内藤内藤内藤…。

高橋裕二郎がプロレスをし続ける上で、内藤哲也という存在はずっとつきまとうものでしょう。

しかし、そういったフィルターを外して、いちレスラーとしての高橋裕二郎にも注目したい。

高橋裕二郎に限らず、メインイベンター以外のレスラーたちにも素晴らしい試合はいくつも存在します。

コロナウィルスの影響によって試合を楽しめない状況ですが、様々な選手の過去の試合をゆっくりと見ることも、プロレスの楽しみ方の一つかも知れません。

 


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